第11話

部屋に戻ってベットに座りながらインベントリの中身を確認する。

結構見つけたものを入れてたけどどうなってるかな。

手に入った新しいものだけを確認してみた。


『森の花

 魔力の果実

 ハナビラダケ

 ヒカゲタンポポ』


の4つだった、花は森の花でまとめられてるけど1つだけ別になってるな。

あとは木になってた果実と、木に生えてたキノコだな。

それぞれ説明を見てみよう。


【森の花 森林にならどこでも生えている普通の花。色とりどりで贈り物としてもそこそこ】


【魔力の果実 魔力が満ちた大木に生る実。そのまま食べてもMP回復効果があるが、素材として使うことで上位のMPポーションを作成出来る。味は瑞々しく甘い】


【ハナビラダケ 木に生えるキノコで遠くから見ると花びらと見間違うことがあることから名付けられた。食用として用いられるほか、煎じて飲むと薬茶となり風邪などの予防になる】


【ヒカゲタンポポ 日の当たらない場所にひっそりと咲く真っ白なタンポポ。使い道は限られるが根を煎じてコーヒーにすると美味とされている】


とのことだった。

ついでにフォレストウルフについても見る。


『フォレストウルフ

森林地帯に幅広く生息する魔物、森林での活動をしやすいように毛皮の色が緑に寄っている。

仲間意識が強いので2-3匹纏まって行動している、場合によってはフォレストウルフリーダが大きな群れを率いることもある。

ドロップアイテム

フォレストウルフの牙

フォレストウルフの毛皮

魔石(小)

???(ダンジョン限定)』


ということだった。

あぁそうだ、魔力草についても見ておくか。


【魔力草 魔力の満ちた木や場所に群生して生える草。定期的に生える場所が変わるので見つけにくい。MPポーションなどMP回復系の素材として重宝されている】


ふむふむ、やはり魔力がある場所に生えるんだな。と言っても今の俺にはそれを感知する方法もないけど...スキャン出来るようになれば一気に探せそうだけど。


さてこれで図鑑の加護は残り2種類で強化か、適当になにか武器とかを買ってみるか匂いとか大変そうだけど下水道の依頼をこなしてみるか...。

いや風呂とシャワーすらないこの場所で下水道とか行ったら匂いが取れずに大変なことになるぞ、とりあえずよくあるクリーンみたいな魔法が使えるようになるまでは控えよう。

となると適当に武器とかアイテムを買ってみてか、そういやポーションとかを売ってる雑貨店?商店みたいなのはどこにあるのだろう?

冒険者ギルドの中にあったりするのかな、あんまり見て回ってないしな。

とりあえず適当になにか買ってレベル上げてしまおう、そうすれば鑑定も使えるしインベントリも広がるしで出来ることも広がるかな?

あ、そうだステータス確認してみるか。もしかしたらレベル上がってるかもしれない。


名前:リョウ・モリノ

年齢:28

性別:男

種族:人間(異世界人)

職業:スカウトlv2(変更可)

HP 53/53

MP16/16


筋力:11(10)

技量:15(8)

耐久:8

知力:12(10)

精神:15

運:5


耐性:なし

ステータス効果:なし


所持スキル

言語翻訳EX 万物図鑑の加護1 弱点看破1 スカウト習熟2


やった!レベルアップしていた、ステータスが一部成長してスカウト習熟が2になっている。

どれぐらいの強さなのか分からないけど一歩前進だ。

効率のいいレベル上げ方法とかも思いつきたい所だけどな、強くなって損はないし。

よし、今日はもう寝よう。明日は依頼を休んで街を散策してみることにしようかな。



翌日、目を覚まして連日と同じように朝食を食べ宿を出る。

異世界に来てまだ数日だけど慣れてきてしまった。

まずは冒険者ギルドへ行って商店とかについて聞いてみるかな。

ギルドへ向かう道の途中、周りを色々見ながら歩いてみる。

色んな店があるなぁ、パッとみてなんのお店かわからない辺りも異世界というか、いや書いてあるんだけどね〇〇商会とかって、でも何取り扱ってるかわからんな...。

でも飲食店もそこそこありそうだな、異世界の味はちょっと期待できないけど食べに入ってみるのもいいか。

そんなことを考えているとギルドに到着、いつもの受付さんに話を聞いてみる。


「こんにちは、今日もちょっと聞きたいことがあるのですが...」


「はい、何でしょうか?」


そう言って俺は今更だけどポーションとかそういったアイテムがどこで買えるのか教えてもらうことにした。


「それでしたら基本的な物はギルド内のあちらの売店にて販売しています、と言っても商会などから卸して頂いてるので品揃えで言うとそちらに行った方がいいかもしれません」


「いえ、とりあえず色々見て補充したかっただけなのでまずは売店を見てみようと思います。ありがとうございます」


そう言って俺はギルドに併設されている売店へと向かった。

売店はそこそこ賑わっていて、俺と同じく駆け出しっぽい人が多く、中には現代で言うと中高生ぐらいの子供たちのパーティーも居た。

確かに異世界だと稼いでいくのも大変なのかな...と思いながら売店に置かれている商品を色々みる。

火打ち石、ロープ、ナイフ...そういった道具の数々から干し肉や硬そうなパンなどの保存食、ほかにも簡単な武器やポーション類なども置いてあるみたいだ。

値段もお手頃価格なのでとりあえず持っていないものを買ってみることにした。

もちろん図鑑に登録されそうなもの優先でね。

その結果買ったものはこれらだ。


【ロープ 火打ち石 傷薬 アンチポイズンポーション スリングショット ペンとインクセット】


を買うことにした、アンチポイズンポーションはそこそこいい値段したけど保険に持っておきたい、あとはスリングショット、言わるパチンコだね、これも石とかを引き絞って発射することでそこそこ便利そうかなと。もちろん弓もいつか使ってみたい。

ペンとインクセットに関しては何か書き残す機会もあるかなと買ってみた。


それらを購入してインベントリに入れたところで脳内にピコーン!と効果音がなった。


【万物図鑑の加護のレベルが上昇しました】

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異世界コンプリート! ~<万物図鑑>を埋めるほど便利になる冒険者生活~ 四谷蜂 @yotsuya_bee

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