世界の創世から始まり、不穏な序章から180年——テンポのいい冒険小説。主人公であるエナは愛らしく、狸寝入りするなどポンコツなところも目立つゆえに、共感を覚えるところもあります。戦闘描写は設定の解説をしながらも、それがテンポの邪魔になっていないのが凄かったです。読めば読むほど、この世界の虜になることは請け負います。旅の行く末には何が待っているのか? 楽しみにしながら読み続けたいです。
メイドの疲弊した様子から、玉座に座る老王の圧倒的な威厳への対比が見事でした。特に、光の角度で色を変える「オパールの瞳」の描写が本当に美しく、星族という種族の神秘性を強く感じます。 喜ばしいはずの誕生…続きを読む
宇宙創世の神話から始まり星々と七大陸母なる木プリムスが生まれる――その壮大な神話譚と少しポンコツで愛らしい少女エナの旅路がやわらかく地続きになっていく物語です。 重く荘厳な「星族」の…続きを読む
『星守りの君へ』 世界観が、明瞭で作り込まれており、そこに登場する人物たちも、主人公に負けず魅力的です。 美しい表現、しっかり語られる背景、物語に引き込まれます!
港町編は“旅のワクワク+不穏”の緩急が抜群。イカ墨パンの洗礼に笑い、情報屋との取引で物語がぐっと転がる。無口なスピーヌスとエナの距離感、カリタス&リキの安心感も良い塩梅。ラストの“夜の扉前の大…続きを読む
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