第4話 たぬたぬくんをおまつりにさそおう
(なにしてるのかな?)
こっそりのぞくと、
「あぶないよ! 入ってきちゃダメだ」
と、大きな
たぬたぬくんはにげ出しました。たぬたぬくんは
「
山の
「そんなことはないぞ」
「ひゃあっ!」
「おや? おどろかせてしまったかな。ハハハ」
いつのまにか、たぬたぬくんのとなりにおひげもふくも、まっ
たぬたぬくん、ドキドキしすぎてにげられません。けれど、おじいさんはニコニコ。なんだか
「たぬたぬくんはいつもおそなえをもってきてくれてえらいなあ」
おじいさんはたぬたぬくんのことを
「おじいさんはだあれ?」
たぬたぬくんがたずねても、おじいさんはニッコリするだけ。
「村の
おじいさんは村のほうをさしました。
「あそこに? なにがあるの? ……おじいさん?」
たぬたぬくんがふりむくともう、おじいさんはいませんでした。
「
たぬたぬくんは山をおりました。
「たぬくん!」
いちばんなかよしの
「みんな、なにしてるの?」
と、たぬたぬくんがたずねると、
「おまつりだよ! そのためのれんしゅうなの!」
と、
「おまつり?」
「山の
「おもてなし?」
「えっとね、いっぱいお
たぬたぬくんは
夕ぐれになり、「バイバイ!」と、たぬたぬくんはおうちに
「お
「そうだね。たぬたぬもうまく
みんなとおそろいの
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