空白に染まった100年と忘れ去られた思い出
雨夜類(あまよるい)
第1話
私の名前は
最近は冷えていっているような気がします。真夏なはずの今日はそこまで暑くなく、それどころか夏休みに入ってから一番気温が低いような気がする。
そんな日にて、私は買い物をしようと街を歩いている。
今日は街に出ている人のほとんどが薄い生地で長袖の服を着ていた。
「今日はよく冷えてるね」
ポツリと呟く。
今の私の格好は、半袖の白シャツに黒いロングスカートを着ている。今となっては少し珍しい格好なのかな…て私は思っている。
そんな私は住宅街を歩き、商店街へと向かっている。
そしてポツリ、ポツリ、と今日買おうとしている食材の名前を口にする。
「豚肉、キャベツ、人参、玉ねぎ───」
そんなふうに呟きながら商店街の中に入る。
「───うん!今日はにんにくの芽とタレのやつにしよう!」
今は人気の少ない商店街でワッと私は今夜の飯を宣言する。
「さ、い、しょ〜、わ!おっ肉〜」
歌のような言葉はトントンタ〜のステップでお肉売り場へと向かうのであった。
空白に染まった100年と忘れ去られた思い出 雨夜類(あまよるい) @AMayLui398
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