第4話 ウロロ&僕、暴走⁉

 部屋に戻ると、ボッサボッサになったウロロがいた。部屋も少し汚くなってる。

「なにしたのウロロ?」「「カァァ、カァー(いやー、少し魔法を使おうと思ったら、失敗してな?)」」そう言って笑っていた。いや、マジで何してるの?「まあいいや。で?勇者の情報は何か分かった?」「「かぁぁ。カァァァ(ああ。3日後にこの近くにあるアイウ迷宮に潜るらしい。勇者一行だけでな。)」」それを聞いて、僕はにやけた。「そうか。」ひとつやることが増えた。そこし早いが、勇者には痛い目にあってもらおう。≪ほどほどにしといてくださいねぇ~≫「うおっ。」びっくりした。急に来るのはやめてほしい。≪わかりました~。≫なっ、こいつ心読めるのか??≪顔に出てますって~≫「まあいい。ほどほどにしとくよ」≪お願いしますね~≫そう言ってどっかにいった。「しゃあ、呪いをかけていくとしますか。」えーと。「【ルキウスとセレナを呪え】」そうすると、一瞬光って、黒い何かが出ていくのを見た。「これで成功?かな。」「「カァァ(これほどの魔法を一瞬で...)」」じゃあ次は、勇者の件についてだな。「ん~今回は少し強い使い魔を作ってダンジョン内で暴れさすか。あと、勇者と知り合っときたいから、少し会いに行くか。なあ、ウロロいい案だと思うだろ!!」「「カァァァ、かァ。(使い魔作るのもそう簡単にできることじゃないんだがな、まあいいんじゃないか?)」」「そうだね。じゃあ暇だし、アイウ迷宮に下調べしに行く?」「「カァァァ。かァ。(そんな散歩に行くっていうのりで行く場所じゃないんだがな。まあ暇だし行くか。)」」_____そして...「空飛ぶのって気持ちーねー!!」「「カァァ(なんでそんなすぐに魔法が使えるんだ?)」」さあ?僕も知らない。てか、空を飛ぶのってこんなに気持ちいいんだ。暇なとき飛びに行こうかな。「あっ、あそこじゃない?」「「かぁ。(ああ)」」そして僕らはアイウダンジョンらしきとこにつくと「へ~ダンジョンってこんなんだな~!!」「カァァ、カアァァ!(おい、下を見ろ!!)」」ん?そんな慌ててどうしたんだろう?「わっ!!」何かにつまずいた。下を見てみると...「えっ、なんでこんなとこに人が...!!」「「かァ(これはひどい...)」」そこには、みることも憚られる、薄汚れてけがをしている生きてるかもわからない人がいたのだ...!その人は僕たちに気が付いたのか、こちらを見て、「おね...が...い。た...すけ...て...」と___

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

毎週 日・土 19:00 予定は変更される可能性があります

運に恵まれない壊れた僕が転生したら神の力を授かったんですけど!?~僕に害をなす物を排除していく~ バルシィ @bausea

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ