付記
資料について
史実については『漢書』小竹武夫訳(筑摩書房)、『後漢書』吉川忠夫訓註(岩波書店)、『三国志』今鷹真・井波律子・小南一郎訳(筑摩書房)、中央研究院漢籍全文資料庫 https://hanchi.ihp.sinica.edu.tw/ihp/hanji.htmを参照し、漢字の日本語フォントがない場合ここから転写した。また『東観漢記』漢劉珍等撰(処乾隆60年刊武英殿聚珍版重刊)、『後漢紀』袁宏撰(周天游校注,天津古籍出版社,1987第一版)も利用した。
暦の変換は『中国史暦日和中西暦日対照表』方詩銘・方小芬編著(上海辞書出版社)を基にした when.exeというツールで、十干十二支から月日を算出した。年月が特定できる場合はそれを記し、日付の整合の取れない場合は『後漢紀』の注釈に基づいて修正した。
地理については専ら『中国歴史地図集 第二冊 秦・西漢・東漢時期』潭其驤(地図出版社)を頼った。
昆陽城の構造は、『中国城池史』張馭寰(百花文芸出版社)からである。図讖・緯書は安居香山の『緯書』(明徳出版社)、『緯書と中国の神秘思想』(平河出版社)を参照した。
他の資料として、『王莽』東晋次(白帝社)、『秦漢帝国』西嶋定生(講談社学術文庫)、『中国の歴史03ファーストエンペラーの遺産』鶴間和幸(講談社)、『図説中国文明史4秦漢雄偉なる文明』稲畑耕一郎監修、劉煒編著、伊藤晋太郎訳(創元社)、『礼記』竹内照夫(新釈漢文大系・明治書院)、『孫子』町田三郎訳(中公文庫)を参照した。
著者
二〇一一年一〇月 五日 校了
二〇一二年 三月一七日 改訂
二〇二五年一〇月一〇日 再訂
勁草 光武帝中興記 河野 行成 @kouzeikouno
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