愛はきっとおあいこ。～きみのとなり。番外編～

☆あとがき☆

　夏休みもあと少し！　こんにちは、東雲 晴加です！

『きみのとなり。』シリーズの番外編『愛はきっとおあいこ。』を読んでいただき有難うございました！

　最近『きみのとなり。』シリーズの番外であんまりあとがきを書いていないのですが、毎日更新キャンペーン対策に……（浅ましい・笑）ﾏｱ、ﾓｳｲﾁﾆﾁｼｯﾊﾟｲｼﾃﾙｶﾗｱﾚﾅﾝﾃﾞｽｹﾄﾞﾈ。

　以下、ネタバレと設定資料みたいな内容になりますので興味ない方はスルーでそうぞ。

　今回は珍しくお寝坊な咲太郎と、光の兄煌を出したいな―と思ったところからの短編でして。本当はコメディ一択の前半部分で終わるはずだったんですが……なんせ今まで兄の煌は名前しか出てこなかったので、ちょっとどういう人かこれではわかんないだろうなぁ……とエピソードを足した所、なんだか真面目なお話になってしまいました（笑）

　シリーズ通して読んでくださっている方にはどこかでお話したかもしれませんが……実は光の方が後でできたキャラでして、この光の兄、煌が元は主人公でした。

　その誕生はなんと東雲が小学5年生の頃（笑）

　自由帳に描いていたイラストと言うか漫画のキャラクターです。

　元はもっと厨二っぽい名前をしていたんですがね、流石に今どきに変えました（笑）

　ただ、『きみのとなり。』に出てくるキャラクターの半数以上はこの小学生時代に考えたキャラクターです。

　光と咲太郎（の元になったキャラ）は煌の話のサイドストーリのキャラクターとして東雲が高校生の時に考えたキャラクターなのです。

　設定もほぼ当時のままで、

　主人公の煌は歌が上手くてバンドをくんでいる男子高校生。彼は身長が150センチ台しかなく、いつも仲間にからかわれているけれど男の子なのに天才的なソプラノヴォイスの持ち主で。バンド仲間とバンド活動をしながら青春していく……と言うストーリーだったのですが、双子の兄を事故で亡くしていて凄くコンプレックスをもっていたりして……と言う感じ。

　大人になったら無事身長は伸びましたが（笑）バーのマスターのオミ、その相棒のトーヤ、光の兄達も名前以外は設定はほぼそのままで出てきます（あ、オミとトーヤはもちろんノーマルでした）

　ちなみに一ノ瀬家は五人兄弟。

　デザイナーの長男　光希（みつき）（32）

　外科医の次男　輝（あきら）（28）

　作詞家の三男　煌（こう）（26）（四男　慧（けい）　死去）

　末っ子五男　光（ひかる）（20）

　となってます。

　私は一ノ瀬キラキラ兄弟と呼んでます（笑）名前が光り輝いている……！！

　ちなみに名前が変わっていないのは光だけ。あとは時代の流れとともに変更しました。

　とまあこういう経緯があるので、兄の煌にはちょっと日の目を見てほしく、今回の登場となりました（*^_^*）ちなみに煌の高校時代のバンド名は『RED』、バンドのベース担当は実は『染谷くんの日常』のダイです（笑）『きみのとなり。』と『染谷くん』にはなんの接点もないのですが、まさか煌を出すことになるとは思っていなかったので染谷くんキャラのベースに使ってしまったんですよね（；^ω^）アチャ。

　咲太郎は本当にいつもきっちりしてるんですけど、なんだかんだと光に甘いからちょこっと光に流されてしまった時は碌なことになってません（笑）

　超有名デザイナーである実兄が光の為に特注で作ったシャツを部屋着にして、しかも事後、恋人に着せるという愚行……市販では売っていないのでそれを見た時の煌の心理はいかに（笑）

　光に一番激甘なのは一番上のお兄さんなのですが、煌は自分の暗黒期（片割れを亡くして精神不安定だった）に小さかった光に負担をかけたことを悔いているので実は一番理解度が深いです。光が幸せになってくれれば何でもいいと思ってる人。

　いつか煌の物語も書けたらいいなぁ……（ただ長くなっちゃうんだよなぁ……そして内容が重そう）

　お付き合い有難うございました！！