復讐心が呼び起こす「鬼」の姿を見よ

原因は、(四半世紀も前の)壮絶なイジメだった。読んでいて眉を顰めるような。
そこから逃げ出すため、否、死んでもいいから奴らに復讐するため、彼らは自ら「鬼」となり……

目を覆うような惨劇。想像したくない場面。
そんな場面を、作者は見事に丁寧に描写していく。

怖い。怖い。でもどんどん読み進めてしまう。
あっと言う間に読了してしまった作品。

とても気分が悪い(笑)。
が、変な満足感がある。

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