透明感が半端ない!

繊細で透明感の半端ない言葉の羅列に、
タイトル通り、びっくりしました。

詩的イメージの展開も見事で、
すみずみまで神経が行き届いているのです。

発想も抒情も描写も全てが群を抜いている、
感受性の豊かな口語短歌集。
美しい!

推し短歌2首。

海中の駅で電車を待っているひとは月でも待つことができる

恒星を習った日だけとくべつに死者を改名してよいとする