ワオノスタルジック！！

誰かが、何か、自分の好きなものを語っている時というのは、なんて楽しいのだろうと思う。

私は、BLは通って来なかったので、BLの魅力はわからないのだが、
BLの良さを激しく語る友人ならいるので、その友人の話を聞くのは好きだ。

この書からも、そんな友人が、目の前で語っているような熱量があった。


ラジオに関しては、これは身を乗り出してしまった！！

昔はインターネットもなく、ゲーム機もない。
テレビは親に取られてしまうので、一人部屋の学生の娯楽といったらラジオしかなかったのだ！！
ラジカセに、百二十分のカセットテープを入れて、
好きな曲が流れてきたら録音をする。そんな日々があった。

深夜放送の独特な空気感も今でも好きだ。
あの、怪しいというか、少し怖いというか……普段はあまり耳にできない音楽を聞くことができた。

この書を聞いて、その時のことを思い出しました。


好きなことを語る人の、話を聞くのはとにかく楽しい。


ご一読を。