一つの夏のような、二人の熱い恋

まず、この作品の世界観の美しさと魅力は他の素敵な読者様のレビューを見た方がずっと伝わってくると思うので、私はオタク目線で語らせてください。

「きっと、恋ではないーー」
そう銘打たれた素敵なキャッチコピーですが…

君らそれ、恋だよ！！！！泣
ていうか、もはや愛だよ！！！！泣

じれったい純愛が好きなかた！！こちらです！こちらにありますよーー！！
火花ちゃんと玲くんの二人の立ち位置、そして相棒としても男女としても惹かれ合う心のやり取りは、焦ったくて、によによしながら応援したくなります。

しかし、それを許さないほど二人の置かれる状況は過酷です。二人の心の中にある熱い気配よりも優先しないといけないことが目の前にある。残酷な現実がある、戦わない選択肢はありません。でも、きっと最後は報われる、そう信じてついていって大丈夫、そう思わせてくれる物語全体を覆う優しさと厳しさ、現実と愛がこの作品の土台にしっかりあります。

そしてとても魅力的で推さずにいられない男性キャラがたくさん(もはや箱で推せる)出てきますが、それに負けないくらい火花ちゃんが凛々しくて同じ女としても読んでいて心地がいいんですね。推しが多すぎて困るんですが、私の最推しは雅臣様です。お可愛らしい方です。読むとキャラのことを語りたーくなる作品です！

そして、一夏のように燃えるようで儚い恋情、この二人を蛍夏と表されるのがとても素敵だと思いました。


一ファンが多分に取り乱したレビューとなり失礼いたしました…。不適切な表現などありましたら修正いたしますのでご連絡いただけますようお願いいたします🙇‍♂️