四季
麻数
四季
独り立ちとはいえこの街から出ない程度の決意にだって春風
寝返りの跡で生まれる山脈に射し込む夏と扇風機の[強]
秋雨に気づき始めた自販機がHOTの枠を静かに増やす
真っ暗の冬空 今日は寒いからさすがに星も布団をかぶる
「四季」という四頁しかない本の次巻僕らは知らぬ間に買う
四季 麻数 @numberhemp
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます