ダブルロールとバンパイア

第1話水城ひかり

僕は水城ひかり星青学園に通う中学1年生半年前に両親を交通事故でなくして今は学校の寮で暮らしているそんな僕はかなり変わった性同一性障害を持っている普通なのだと地声が結構低かったりかわいい服を拒んだりあっちなみに服はカジュアル系が多いしスカートは制服以外では履かない、いつも萌え袖パーカーに膝下丈のダボめの半ズボンそして変わっているところはいつもの身につけているブローチを外すと輝セイという男の子に切り替わってしまうしかもセイはバンパイアと人間のハーフ、二人になるには魔界に行く必要があるらしくっていうか魔界て何？どこ？どうやって行くのって感じなんだけどねよーし今日も一日学校頑張るぞー　

星青学園　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕の通う学園、星青学園は中等部、高等部、特別教室、旧校舎、図書館、体育館×３、グランド×２そして寮があるとても広い学校、僕もまだ迷ってしまうちなみに今絶賛迷ってます・・・どーしよ　　数分後キーンコーンカーンコーン（なんとか教室にたどり着いた）授業が始まり騒がしかった教室が静かになる先生が黒板に字を書き始めるすると隣の席で親友の雪城ゆきに「疲れたー今先生が言ってるところテスト出るかなー」とつい言ってしまった、雪には「まだ一時間目だけどもう疲れたの？」と言われてしまった「ゆきが一番僕の体力と集中力が少ないこと知ってるでしょ」「まあねだけど、ひかの想像力の豊かさと芸術性には誰も勝てないでしょうからね」そう実はひかりの想像力の豊かさは度が過ぎていて豊か過ぎて自分の理想郷・ユートピアを展開することもできてしまうユートピアその時の想像によって異なる他にも絵が特に風景画が得意で賞いくつも取っている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

昼休み　　

屋上「やっとセイになれる、いくら親友とはいえこのことは言えないな」もし色んな人にこのことがバレたら大騒ぎに違いない、そのため家族にも言えていなかった　　　「ていうかセイ魔界ってどうやって行くの？」「学校裏の山の中に想月湖と呼ばれる湖があるだろ」ひかりはどうして急に湖の話し？と思いながらも「うん、一度も行ったことないけど」「想月湖はよく月がきれいに反射するんだそれもあって満月の日には月月のエネルギーが湖に降り注いで魔界の扉が開くんだ」「へぇーセイもそのタイミングでこっち来ればいいのに」すると少しまがあき「行けてたらとっくに言ってる行こうとしても行けないんだなぜかは・・・わからないけど（会えるなら二人そっちの世界過ごせればいいのに）」「えっ何もしかしてセイが甘えん坊になってる？」ひかりがいたずらっぽく言うとセイが慌てて「ちっちげーし」といった（ちなみに二人は魔界とビデオ通話で話しています）その光景を誰かが見てるとも知らずに

？「ひかもワタシと同じなの？」