本編文字数27字、というので「その文字数で何を……」とまずは不思議に。
そして本編を空けてみて、「はて?」と不思議な想いに駆られます。
文字が小さい……。「カクヨムにこんな機能あったっけか?」と首をかしげさせられることに。
カクヨムでは「ルビを振る」か「傍点を振る」以外に文章を飾る方法などなかったはず。
「文字サイズを変える」とか「文字を太字にする」とかってできなかったはずなのに。
そして、文字列にカーソルを当ててみた辺りで「おお!」となります。
こういう形を使えば「小文字」みたいなのが出来るのね、と。これは面白い発見だなと思わされました。
実験小説な形式。そしてカクヨムの機能の思わぬ抜け道。面白い試みの作品でした。