豚の欲求飛び散らかり社会風刺アクション!!

「三匹の豚野郎」は、昔話『三匹の子豚』を現代のダメ人間像に置き換えた風刺ギャグです。
三兄弟(萌え豚・マゾ豚・二郎豚)は、それぞれオタク・変態・依存型の象徴。


家を建てる代わりに「趣味」「快楽」「食欲」に全財産を注ぎ、結果的に全滅。

最終的に狼(社会の制裁)がそれを掃除し、「悪は滅ぶ」で締める皮肉な童話。

とにかくスピード感がすごい。

3人の欲求はそれぞれに飛び散らかり、誰も止める者などない。
急速に素早く人生転落。まいったこれ。

狼は結局なにも食べられなかったのも地味に爆笑。1番食べてるはずの二郎豚が1番早く逃げ出し、ドM豚は逮捕シークエンスにちょっと興奮しながら退場し、残った萌豚は狼の腹いせに買取サービス突貫させて回収。

普通に害獣で捕まる狼が1番日常的でリアル感があるというなんともいえないシメ。

これ、考えて書いてないのだとしたら相当な天才である。

ある意味七つの大罪のうち、色欲(萌え豚、マゾ豚)と暴食(二郎豚)を巧みに書いてるのかもしれないと、僕はレビューを必死に考えた。


いやごめん、豚です。畜生に倫理などなかったw