概要
魔法?剣?いらん、麻痺しとけ!!
「麻痺って最高じゃん……!!!」
俺が"麻痺"の魅力に取り憑かれたのは、中学校の頃だ。ゲームで初めて麻痺という概念を知ってから、俺は来る日も来る日も麻痺に明け暮れた。
そんなある日、俺は心臓麻痺でこの世を去った。二十歳だった。むしろ本望だった。麻痺に始まり麻痺に終わる人生、最高に痺れるぜ。
だが、俺の物語はここで終わらなかった。異世界転生の女神とやらが現れて、俺に問うた。
「どんな力が欲しい?」
――当然、決まっているだろう。
「麻痺の力をお与えください……!」
こうして俺は、唯一のスキルが麻痺だけという意味不明な状態で、新たな人生を歩み始めた。
こんなスキルで本当に生き残れるのか? 期待しろ、マヒル=パライザーの迷走異世界冒険譚、今始まる!
※小説家になろうへ同時投稿しております
俺が"麻痺"の魅力に取り憑かれたのは、中学校の頃だ。ゲームで初めて麻痺という概念を知ってから、俺は来る日も来る日も麻痺に明け暮れた。
そんなある日、俺は心臓麻痺でこの世を去った。二十歳だった。むしろ本望だった。麻痺に始まり麻痺に終わる人生、最高に痺れるぜ。
だが、俺の物語はここで終わらなかった。異世界転生の女神とやらが現れて、俺に問うた。
「どんな力が欲しい?」
――当然、決まっているだろう。
「麻痺の力をお与えください……!」
こうして俺は、唯一のスキルが麻痺だけという意味不明な状態で、新たな人生を歩み始めた。
こんなスキルで本当に生き残れるのか? 期待しろ、マヒル=パライザーの迷走異世界冒険譚、今始まる!
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