幼少期を祖父母に育てられた主人公が、自らの成長とともに祖父母との思い出を振り返っていく物語です。
ときに素直になれず反発し、傷つけるような言葉をぶつけてしまう幼い日。
それでも変わらず愛情を注ぎ続けてくれる祖父母の存在は、やがて大人になった主人公にとってかけがえのない支えだったと気づかせてくれます。
描写がとても丁寧で、祖父母との何気ない会話や仕草が蘇り、読んでいるこちらまで幼少期の記憶を呼び起こされるよう。
時に胸が苦しく、時にあたたかく、感情移入せずにはいられません。
これは世代を超えて伝わる優しさに、心から「ありがとう」と思える作品。
読後、今日という日がちょっと特別に見えるはずです。
ぜひ読んでみてください。