祖父母の優しい気持ちが、一文字ずつから切なく伝わる。 心のどこかが、小さく痛む切なくも柔らかな物語。
よろしくお願いいたします。
祖父母の愛情は小さいときには煙たがりがちですよね。心あたりがありすぎて、刺さりまくりました。後悔しないように、できる間に、できることをやっておかないといけないですね。
家族には色んな形があると思います。主人公「僕」の葛藤と成長を、その家族のあり方とともに描いた素敵な作品です。祖父母の愛し方、両親の愛し方。「僕」の感じ方。それぞれが、きっと読者も体験…続きを読む
息子の入学式をきっかけに、祖父母に育てられた記憶がふっと立ちのぼってくる流れ、すごく自然で好きでした。子どもの頃のちくっと刺さる一言や、熱の夜におじいちゃんが背中をさすってくれた場面が、痛いのにあ…続きを読む
子供ながらの無垢で悪意のない残酷な言葉が、作中の祖父母を通して自分に突き刺さるようで……。自分は自身の家庭環境には理解がある方だったのと、周囲の環境にも恵まれていたため、祖父母のことを嫌うことはあ…続きを読む
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