幻肢に名付けを

雨

第1話

好きな子のたましい半分もらえたら無様でいいのはないちもんめ

流しには昨日のお皿が山積みでUFOがきて吸い上げたるも

汚言症コプロラリアのメロディはくそし%ねおま$んこぶ€すぶすぶわん

とりどりの色と音が足りなくてきみの絵画を放り込んでよ

全摘の子宮の穴の幻肢痛（月の檻から逃げたいうさぎ囲えば）

虹が身体にのしかかりますpixelがでっかすぎた記憶です

れすれすれすれすみれみそど家がない性がない顔がないと鳴きおり

新月に触れたら流れるさようなら（対物生愛ならば教えて）

迷信をパロディにして鳴いてみる　雲の上にうさぎが跳ぶ日

電柱の訪ねパンダのポスターをきれいに剥がした初恋でした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

幻肢に名付けを 雨 @Ame-navyblue

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

参加中のコンテスト・自主企画