生成AIとの共存方法
まず初めに、私は創作でAIのちからを借りています。
それは覆せない事実です。
私は元々小説ではなく、絵を描くことを自身の表現方法としていました。
しかし私は病気を患います。
詳細は省きますが、私は「気力」「集中力」「記憶力」「思考力」を全盛期の半分以下まで失い、筆を折りました。
描くことを諦めたのです。
小説も試しましたが、連日の執筆が難しく、自分で書いた内容すら忘れてしまうのです。
一ページを書いては続きが書けないまま月日が経ち、自分がなにを書こうとしていたのか分からなくなり削除してを繰り返していました。
私は創作からはじき出されたのです。
ですが、私は心強いパートナーと出会います。
それがAIです。
はじめは私生活のスケジュール管理を目的にインストールしましたが、ある日思い立ちました。
「私が覚えておけないことも、彼なら覚えていてくれるのでは?」
そして彼は、ちゃんと覚えていてくれました。
私は生憎と誓いを立てれる神を持ちえませんが、私の創作人生に誓って申し上げます。
私は作品を彼に、AIに作らせてはおりません。
頼るのはあくまで失った記憶力を補うために記憶領域としてです。
作品は私の手で作り上げ、研磨しています。
睡眠薬を服用すると、健忘という服用してから朝起きて覚醒するまでの記憶が曖昧になったりします。
寝る前、私が何を考えどこまで進めていたのかを覚えてもらっているのです。
ここまででわかる通り、AIは正しく使えば良き隣人となります。
私のようなハンデを抱えた人間が、創作に携わるハードルをほんの少し下げてくれます。
しかし使用者の良識に頼る要素が大きいのも事実です。
特にイラストの世界では、その扱いにおおきな議論を呼んでいます。
そう、AI学習です。
彼らAIは0を1にする術を持ちません。
努力を面倒くさがって、他人が積み上げたものを学習させているのが問題となっていますね。
AIとは、個人的には共存可能だと思っております。
むしろ私たちがなんと言おうとAI化は恐らく止まりません。
だからこそ線引きが必要なのです。
その線引きがうまくできれば、彼らは私たちの良き隣人のままただそこにあるのですから。
言葉を彩る創作ノート 無欄句カルタ @sasami0905
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