【詩】『黎明の取り扱い説明書』──お好きな道をお行きなさい

kesuka_Yumeno

── dialogue de minuit

「ファム・ファタールって、なに語?」

「フランス語よ。

致命的な女って、意味。運命の女……でも、私がそんなに、魔性かしら?」


「男だったら?」

「オム・ファタール。

でも、自由の未来を見てごらんなさい。

もう、堕ちてるじゃない?」


「femme fatale か、homme fatal か……?

どちらも、私の物語に棲んでいるのよ」


なんて、言ってみて♡


気持ち悪い


「私はね、きれいなのよ。

身も、心も。

そんなに……はぁ、汚し、たいの?」


「おいでよ。好きに、したら?

どうにでも、していいよ。

……君のこと、好きなんだ。

……信じて、くれる、かなぁ?」




「はい、はい、ここまで。

あとは、あなたの心で、頭の中で。

抱きしめてくれるかな?」


これ、死に?

あ、また間違えた、詩にできるんじゃない?


タイトル『黎明の取り扱い説明書』


──お好きな道をお行きなさい




※あの短歌はなんだったのか。

【短歌】黎明……いや、明×黎 命令!

https://kakuyomu.jp/works/16818792436911821113


ボーイミーツガールでも、百合(僕っ子)でも薔薇(一人称:私な男)でも、お店の演技でも、柔らかい心だか、存在論なのか、あるいは──


レイ?メイ?あるいは、アキラ?

他にもどうとでも、読めそうかなぁ。


お好きな道を選んで?

わざと、ふわふわにして、問うのが好き、なんです。


好きですよ?

あぁ、あなたの考え、の話

何か、想像、しました?

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