冬編更新時期とここまでのあらすじ・登場人物紹介
早速ですが、先日更新したあとがきへたくさんのリアクションや温かなコメントをいただき、本当にありがとうございました。
あれから一週間。
ほんとに時の流れは早いものですねえ……なんて、しみじみ思ったりして。
とまあ、前置きはこの辺にしまして。
望まれて書けることに幸せを感じつつ、今回は冬編更新決定のお知らせをさせていただいた次第です。
更新時期は2026年1月を予定しています。
他作品(まいのみ第3部)やカクヨムコン用作品との兼ね合いもあり、少しお時間をいただくことにはなりますが、冬編の開幕までしばらくお待ちいただければ幸いです。
ということで。
忘却緩和も兼ねまして、ここまでの簡単なあらすじ(ネタバレあり)と登場人物紹介をまとめてみました。
おさらいにお役立ていただければ嬉しいです。
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◆あらすじ(秋編エンドまで)
高校時代、高嶺の花と呼ばれた幼馴染、沙耶に告白されながら、何も返せないまま別れてしまった隆臣。
あれから六年。
彼女に振られ、住む家まで失った茫然自失の夜に再会した彼女は、かつての面影を残しつつも、大人びた雰囲気を纏っていた。
嬉しい反面、戸惑う隆臣。しかも沙耶は、東京本社から異動してきた社員で――。
やがて止まっていた時間が再び動き出す。
それは、後悔を抱えた者同士にとって必然の帰結だったのかもしれない。
六年前の「好き」をようやく言葉にできた二人は過去を赦し、今を選び直す決意をする。
そして今度こそ、六年越しの想いをもう一度育くむべく、二人の冬が幕を開ける。
(第4章/秋編まで完結。次章「冬編」へ続く)
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◆登場人物紹介
岡野 隆臣(おかの・たかおみ)
本作の主人公。入社二年目。
不器用を絵に描いたような性格で、困った人を放っておけないタイプ。
六年前の後悔を抱えたまま、再会した沙耶との時間を通じて「もう一度向き合う勇気」を取り戻し、同時に自分を見つめ直していく。
綾瀬 沙耶(あやせ・さや)
隆臣の高校時代の幼馴染で、当時は高嶺の花と呼ばれた存在。
その美しさは六年経った今も健在で、良くも悪くも目立ってしまう。
再会後は東京からの異動社員として同じ部署に勤務。
隆臣と同じく過去を引きずりながらも、「今の隆臣に恋したい」と前を向く芯の強い女性。
三好 ひより(みよし・ひより)
明るく元気な後輩社員。空気を読むのがうまく、
隆臣と沙耶の関係をときどき茶化しながらも見守るムードメーカー。
隆臣への秘めた想いは、はたして――?
瀬川 裕翔(せがわ・ゆうと)
同僚の先輩社員。主任職。
社交的で情報通、面倒見の良い兄貴分的存在。
新設部署を盛り上げようと立ち回るが、
ときに空回りしてしまう一面も。
神原 恵(かんばら・めぐみ)
課長職。厳しくも温かい性格で、
職場内の人間関係にはほどよく口を出さない大人のバランサー。
隆臣と沙耶の関係に感づいているような素振りを見せる。
シングルだが、子どもがいるという噂も……?
能勢 奈美(のせ・なみ)
隆臣の大学時代の友人であり、元恋人。
綾瀬 琴乃(あやせ・ことの)
沙耶の祖母。会社近くの総合病院に入院中。
沙耶が地元に戻る直接のきっかけを作った人物で、
隆臣にとっても馴染み深い存在。
物語の裏で、二人の再会をそっと後押しした静かな立会人。
その他、同期入社メンバーなど新キャラクターも続々登場予定。
高校時代、高嶺の花だった幼馴染と六年ぶりに再会したらこうなりました。 若菜未来 @wakanamirai
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