なんとも言えぬ短歌

オサケドス☆

Osakeな短歌☆ トリマスルー推奨

蝉時雨 愛しき君の 首筋の 流れる雫 すくい舐めたり


汗ばみし 厚き胸板 時に揺れ 弄びでき 心弾みし


白濁を 浴びし喜ぶ 我もまた 熱孕みしは 闇の蛙や


馴染み彼 挑み言われし 拒まわれ 失意我が身を 呪い夏醒め


毛と骨身 狂ふ憎し 我が身やよ なにゆえこの身 醜殺せよ


愛おしい 彼ぞ求めし 乙女らが 憎し我が身 憎悪隠せよ


言われたい 綺麗と彼から 耳元で 囁かれたる 夏の帳


立ち去りし 真夏の貴男 あの子へと 笑顔潜むは 憎さ百万


新しい 彼には満たされ なきこの身 足りぬ白濁 飽きぬも白濁


ふらふらと 求む先には 闇の中 嗚呼煩わしい 彼の喘ぎや

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

なんとも言えぬ短歌 オサケドス☆ @OsakeDOSukebe

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画