# 第2巻 呪いの深化と新たなる恐怖
## 第一話
あれから2ヶ月ほど経った。
だがあれから何もない。
あれは夢だったのか?と今では思う。
そして俺にも彼女ができた。彼女の名前は世界。
西園寺 世界。
某クズ主人公で有名なアニメのヒロインと名前が被っているのは気のせいだ。
「葵井〜」申し遅れたけど俺の名前は葵井 陽斗(最近のAIは凄いね名前も決めてくれる)。
そして彼女も不思議な体験をしたらしい。
例の体育館、告白の聖地になっているらしい。
そして見た人は少ないのだが、手形の真裏にもお札が貼ってあるらしい。
そして俺はあの謎を解明するためにお札を毎日訪れているが、何もない。
と言うかお札が毎日消えていってる気がする。
……グラグラグラ…「地震だ!!」
そう聞こえた瞬間サイレンが鳴った。
机の下に潜ろうとしたら、地震が収まった。
あれ?みんな居るの?と思うかもしれないが、次の日から帰ってきていた。
どこにいたの?と聞いても青ざめた顔して
「聞かないで、、」と言ってくる。
そしてその日も何も無く家に帰った。
そうしてテレビをつけたら、今日の地震で大阪府吹田市で5強の地震があり、92人が亡くなりました。
その瞬間激しい恐怖が自分を襲った。
「は?俺の悪ふざけのせいで92人が死んだ?そんなわけ、、、」と思ったが、余計に自分を責めてしまうかもしれないからやめた。
その夜中、ポン!と和太鼓のような音がした。
それで目が覚めた。グラグラ揺れ始めた。かなり強い。棚が揺れ、本が落ちる。
まずい棚がこっちに倒れてくる!!
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## 第二話 ーーー同時刻 西園寺 世界
その時私はテレビを見ていた。
テレビの上にテロップで東京都は強い揺れに警戒してください。
まずい地震だ!
机の下に潜り激しい揺れが日本全土を襲った。
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## 第三話
俺は目覚めるとどこか分からないが町中にいた。
墨田区じゃないな、、
ならどこだ?さっそく聞き込み調査開始だ。
看板を見るとこの先1キロ先吹田。
吹田?あの地震のところじゃ。
俺はスマホを見る。7月4日。あの92人が亡くなった日だ!
俺は地震が起こる時にワープするのか。
和太鼓のような音がした。まずい、くる!!
その場にうずくまり目を瞑った。凄い揺れだ。
建物が倒れているのもなんとなく分かる。
その瞬間、観覧車が倒れた。
「観覧車が!!」ゴーンと、鈍い音が。急いでそっちに向かうと人々が立ちすくんでいる。
観覧車がビルに突き刺さっている。
92人が犠牲ってこれじゃ、、
グラグラ、、また地震だ!!!
ビルから砂ぼこりが落ちる。
バキバキッと嫌な音がする。
その瞬間ビルが崩れてきた。
「ぶつかるっ」そう思った瞬間さっきの町中にいた。
俺は急いで観覧車に向かう。時間はある。
観覧車の電気設備に水をかけ停止させる。
そう思ったが上の人が犠牲になる。
やはりこれは運命なのか、、そう思った。
だけど、これだ!!なんとか助かる方法があるかもしれない!
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## 第四話
観覧車に向かう。そう思った瞬間に世界からメールが。
「観覧車すごいねー
やっぱ吹田はNo.1!!
もうちょっとで頂上だよ!!」
え?世界が観覧車に?しかももうちょっとで頂上!?
まずい、そう思った瞬間また和太鼓のような音が!
もうだめだ。そうあきらめた瞬間、スマホにメールが入った。
「今から行く。」
なんだこれ?しかも知らない連絡先だ。
その瞬間空が黒になり、人々が止まった。
「は???」
なぜ止まる?でもいまだ!試しに人に触れる。
そうしたら動き出す!
これだ!!まず、観覧車の管理人を動かす。
そして事情を話すが信じてもらえない。
そしてもう一回触れると止まった。
俺は観覧車を動かし全員出した。
そして世界たちを安全な場所に避難させた瞬間
「いいか。」とメールが。
その瞬間動き出した。
「あれ?葵井君いたんだ!」
俺はホッとした。
だが俺は忘れていた。
人を避難させただけ、、地震は来る!!
そう思った瞬間また和太鼓のような音が鳴った。
そしてビルが崩れる。
まずい巻き込まれる!!
そう思ったから世界を突き飛ばし避けさせた。
だが俺は避けられなかった。
気がつくと、家?テレビをつける。
大阪府吹田市で震度5強の地震だが奇跡的に死者ゼロ!
俺は、「俺が救ったんだ!」と思った。
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## 第五話
それにしてもメールの送り主は誰なんだろう。
メールを送り返しても返事がない。
それにメールと、時を止めることは関係あるのだろうか。
それ以来メールもないが気になる。
そしてお札をみたらまた消えかかっている。
まずい!と思い眞鍋さんのところを訪ねることにした。
だがいないようだ。仕方なく忍び込んだ。
そうしたら奥から声が聞こえてくる。
眞鍋さんの声だ。
「今呪いが解かれる」
呪いが解かれる?今までのは呪じゃないってこと?
「だれだ!!」
まずい逃げなければ。
何とか逃げ切れ、家に帰ると、部屋にお札が大量に貼ってあった。
気味が悪くなり外に出ると、空に"何か"が浮かんでいた。
気味が悪い。どこに行っても変だ。
その日は我慢して寝たが次の日は家族がいない。
パンを作り学校へ行った。
そして体育館へ向かう。そうしたらお札が完全に消えていた。
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手形の呪い 〜時を超える災厄の記録〜 @kakitamashogun
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