学校行けなくなっちゃった話

虹空天音

行けてません

 こんにちは、虹空天音です!

 多分、私が学生で、しかも女だということを知ってる方いると思います。


 質問企画の回答箱見てる方は、詳しい年齢まで知っているはず……。

 ですがそんな私、二つほど皆さんに隠し事をしていました。


 一つ目は、母親が双極症という病気であること。

 二つ目は、今学校に行けてないこと。


 もう、ここで重たい雰囲気を察した方、そしてそれを不快に思われた方は逃げてくださいね⁉ 病みアピみたいな感じになっちゃってますから!

 逃げなかったら知りませんよ⁉ 自己責任ですから!






 ……逃げた? 逃げました?


 ここに残ってるってことは読まれる方ってことでいいですよね? うんそうに違いない。じゃあ話し始めますねー。


 まず、双極症という病気は何か。それは、躁状態(私は赤と呼んでます)と鬱状態(私は青と呼んでます)を繰り返す脳の病気です。

 実は、百人に一人はかかる病気なんですって。意外と身近ですよね、私も驚きました。


 ただそんなに身近なのにも関わらず、どうしてなってしまうのか、どうやって治すのかすらも分かっていないんです。できるのは、薬を飲んで症状を落ち着かせることくらいでして。


 まあここまで難しく言ってきましたが、つまりは、気分の浮き沈みが常人より激しいってことです。


 まあ母の主な病気っていうのはこれなんですけど、他にも、人と少し価値観というかそれがずれてて、会話が苦手です。

 病気の影響で障がい者手帳も持ってまして、働けなくておうちにずっといるんですね。


 母と暮らしてて起こった事件をあげていきます。


 まず最初に思い浮かぶのは、母が父に包丁向けたことですね。

 もう原因はよく覚えてないんですけど、私と母がいつものように喧嘩して私が泣いていました。


 その時父が酔っぱらっていて、母に近づき、要約すると遠回しに母に「出てけ」的なことを言ったわけです。


 そしたら母はキレまして、「これ出さなきゃわかんねぇか?」って言いながら包丁持って父に向けました。

 やばかったですねあれ。


 父も酔っぱらってるのでフラフラしてるし、私は怒鳴られて泣いていたのと恐怖で動けず、母は包丁握りしめてます。修羅場すぎる()


 他にも、喧嘩しちゃって謝りに言ったら、怒鳴られた挙句話しかけるなと言われ無視されて睨みつけられたこともありましたね……あの眼光人殺せるんじゃないかな。


 もちろん最初のきっかけとかは私が悪いんですが、怒鳴られるのは怖いです。


 でも勘違いしてほしくないのが、普段の母は優しくて頼りになるんですよ。会話とかでへまして、喧嘩しちゃってるの私なんです。


 ただ、それでもストレスがたまるんですよ。そのせいで、夜に寝れなくなってしまって。いやー、馬鹿なことしました。


 そんな不健康生活を続け、学校で学年が上がり、クラスが変わってしまいました。

 察した方もいるかもですが、そこで急に馴染めなくなってしまったんですね。


 正確には馴染めてたかもしれないんですが、前の学年のように楽しくなくて、もやもやしてたんです。学校行くのにも少しためらうようになって。

 でも、多分前の学年が楽し過ぎただけだなって思って、勉強頑張ろうって感じで行ってたんです。


 その時はまだよかったんですよ! そん時はね!


 一ヵ月くらい経って席替えをしました。

 そこで……ちょっとあって。

 嫌な感情がさらに膨らんでしまって。


 それにダメ押ししたのが、私運動苦手なんですけど、体育で、教室の班がチームになったんです。

 その時、自分なりに全力を出したんですが、どうしても足を引っ張ったんですよね。


 そしたら、運動得意な男子たちが大声で、「このメンバーでよく頑張ったよな」とか、「もう諦めてたw」とか「本当にさぁ」とかいろいろ話してまして……。


 まあ、これは母とも重なるかなって。

 きっかけは私なんです。私が悪いんですが、どうしても辛くなるんです。


 同じ班の男子たちは授業中後ろを向いたり、大声を出したりしていたので、そこでも我慢するストレスとかがずっしりしてきて。


 その少し前からストレスが積もっていたので、そのせいかわかりませんが、朝ごはんが食べきれなくなって、授業中にお腹すいたり眠くなったり、色々と地獄でした。


 そんな弱音を、先週の月曜日吐いたら、父に笑われちゃって。


 少しずつ耐えてきたのがそれで崩れました。もうちょい耐えろよ、私のメンタル。今となってはどうしようもないですね。


 制服に着替えようとしても着替えられなくて、準備しようとしても、髪とかそうとしても、胸がズキズキして、あの教室に入らなきゃいけないことを想像して涙があふれてきました。


 勇気を出して母に、「学校行けない」って言いました。

 親に失望されたり、そこまでひどくなくても悲しませるのが嫌でした。


 月曜は休んで、火曜は流石に行かなきゃ、って思って学校行きました。

 学校だと普通に楽しく感じたんです。ちょっとした人と話して、勉強に真面目に取り組んで……。


 月曜休んだのが嘘みたいに自然に過ごせたんです。

 でも、家に帰ってきたらダメでした。なんだか突然辛くなって、理由すらも分からず不安と恐怖が押し寄せてきたんです。


 学校行けたのに何してるんですかね私()


 そしたら水曜は謎にお腹が痛くなりました。もう無理だよ私の体(笑)


 親が流石にまずいと感じたらしくて、話を聞いてくれました。父は、笑ってしまったことをめっちゃ謝ってきました。

 その一週間は全て休むことになりました。


 ですが、来週から大きなお泊り行事があったんですよ。でも、精神状態的に行けそうにありませんでしたし、トラブルになってしまった班のメンバーと一緒に行動しなければならなかったので、「無理、行けない」と言いました。


 それで、今日になるというわけです。月曜日。

 本当は今日、行事に参加しない代わりに学校に行って自習するってことだったんですが……。


 ……大きな声では言えませんが、月のものが舞い降りてきまして、私に腹痛パンチ与えまして、さらには昨日母とまた喧嘩して険悪で……。


 なんだか全てが嫌になって、「死にたい」と言ったら、母には「そう」と言われて父に電話されました。泣いちゃったせいで学校は取り消し。もうめちゃくちゃですね。


 これからどうすんだ本当に……自分でもわかってません。


 まぁつらつらと話してきたんですけど、解決策を求めてるわけではないです。とりあえず行けなくなりましたってお知らせ的な。

 みんなが勉強してるうちにパソコン開く勇気は私にはないので、平日の昼間から小説書けるわけでもないです()


 スマホとかパソコン開いたら罪悪感で多分死にます私……。


 この一週間で涙めっちゃ流しました(笑) あと太ももとか膝とか頭とか殴りつけましたし、前からのクセである爪噛みがひどくなり、感情高ぶって眼鏡床に投げつけたりとか……(笑)


 すみません笑えないですよね。


 でも私、現実そんな嫌じゃないです。死にたいとは思ったけど、生きていたいし、親殺したいと思ったけど、生きていてほしいです。


 そういえば、最近絵めっちゃ上達したんですよ! 描くの楽しいです!

 あと、学校辛いだけで、塾とかは行けます! あの男子らとかクラスメートより、頭悪くなりたくない。


 世界史楽しいし、地理も得意になってきて、定期テスト満点取りました! 


 ……。


 ……。


 とにかく!

 夏休み明けとかからちゃんと行けるように私も頑張ります! なんでこんなこと書こうと思ったのかすら曖昧になってきちゃいましたが……()


 じゃあ、さようなら! 私は元気です! これからも小説書きます!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

学校行けなくなっちゃった話 虹空天音 @shioringo-yakiringo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ