汝の正義は本当に正しいのか

長櫓愛希

戦争のうたは歌いたくない






先日、アメリカがイランの核施設に空爆を行ったという報せが世界中を駆け巡った。目的は「核の脅威を未然に防ぐため」という事だという。



だが、この大義名分の裏で、どれだけの怒りや悲しみ、そして、罪なき民間人の犠牲があるのだろうか。私たちは忘れてはならない。





先ほども、情報番組を観ていたら「アメリカに死を」という衝撃的なテロップと共に、イラン国民のアメリカへの強い怒りが映し出されていた。





今回の件で、また過去の忌わしい出来事が再び起きやしないかと、私の中での不安が大きくなりかけている。





私の中で真っ先に思い返されるのは、2001年9月11日――アメリカ同時多発テロ事件である。



あの、大きくて頑丈な世界貿易センタービルへと突っ込んだ旅客機、崩れ落ちるツインタワー、粉塵の中で逃げ惑い泣き叫ぶ人々の姿を…私は未だに忘れることができないでいる。



ニューヨークのシンボルだった世界貿易センタービルが崩壊する日が来るなど、誰が予想しただろう。



少々 余談になるが、私はこの世界貿易センタービルに対しては 個人的に思い入れがある。




幼かった私にとって、ツインタワーからの眺めは「世界ってこんなに広いんだ」と気付かせてくれた。このタワーの存在そのものが、私の中ではキラキラした夢と希望の象徴であり、とっても誇らしい存在だった。





それから 月日が流れた2001年9月11日、まさかの信じ難い事件が起こってしまう…。



あの大好きなツインタワーが崩れ落ちたのだ。




あの日、たまたまテレビに映った光景は、まるで映画のワンシーンのようだった。現実だなんて、思いもしなかった。



まさか、リアルタイムで起こっているものだとは、思ってもいない。だが、それは悪夢のような現実だった。



あの光景は、忘れたくても忘れられない、私の中でトラウマになっている。



脳裏に焼き付いたあの光景を思い出すたびに、いまだに胸の奥が握りつぶされるように苦しくて、ただただ痛くなるのだ。



幼い頃の想い出の詰まったあの場所が、黒煙に包まれ、そして 崩壊し瓦礫の山になった。




あれから20年以上が経った今、また″報復の連鎖″が繰り返されようとしている。



イランとイスラエルの緊張に、アメリカの軍事介入が加わった今、世界中が固唾をのんで情勢を見守っている。



今回のような空爆という形をとった時、さらなる悲劇を呼んだという事実を、私たちは決して他人事と考えてはならない。決して″対岸の火事″ではない。



今回のようなアメリカの軍事介入によって、再び“9.11”のような悲劇を生み出す引き金にならないようにと、心から祈らずにはいられない。



軍事行動より先に、外交、対話、そして相互理解という、もっと平和的な努力を尽くすべきだと、今 改めて思うのだ。



トランプよ、汝の正義は本当に正しいのか?




正義とは、力でねじ伏せるものにあらず。

正義とは、己のために振りかざす剣にあらず。

正義とは、他者の痛みに寄り添うものではないのか?




汝よ、問う。

その正義、誰のためのものか?

その正義、世界に恥じぬものか?




今こそ、汝の心に問い直せ。

その「正義」は、本当に正しいのか…と。















なぁんて…



大国の大統領閣下へケンカ売るみたいな、偉そうに物申してしまいましたが…(^_^;)💦







だって…



ぶっちゃけさぁ……(`・ω・´)ゞ



ドナルド・トランプ氏、どうも好きになれないのよね……タイプじゃないし…ヾ(´・ω・`;)






(´・ω・`)ヾ(ーωー;) 向こうも嫌がりますよ💧





(´・ω・`)ヾ(ーωー;) てか、願い下げだな…






(´・ω・`)ヾ(ーωー;) その前にメラニア(夫人)に叱られますよ…💦






(・д・) チッ…💢






凸(ーωー;) …メラニアにしばかれとけ💢💢











いつも、いつも、こんなんでスマセン…😁💦





ここまでお付き合い下さった皆様、本当にありがとうございます(*^_^*)🌻





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