The Backroom解説 (番外階層篇)

ぴよモチのBackroom解説

A Long Forgotten Exclamation...

※登場人物は架空の人物です。

並びに、原文にも登場していません。


J.Michael「さて、俺達がLevel 109にいる理由を考えよう。」

L.Dawson「そうそう。フォーラムに載ってたあの話は覚えてるか?」

J.Michael「ああ。先週もこのことで笑ってたね。なぜ?」

L.Dawson「で、おかしな話だろうけど、、、」

J.Michael「あゝ、神様」

L.Dawson「ーー多分、見つけた。ここで。」

J.Michael //_沈黙_//

L.Dawson「何?」

J.Michael「真面目に考えてみろよ。」

L.Dawson「そうだけどよ!」

J.Michael「9歳が考えた話が本物だと思うか?」

L.Dawson「つまり、偽物だと"思った"んだけど、、、いいな。俺と一緒にこれを探してくれ。」

J.Michael「わかった。だけど、これがデタラメならお前をここに残す。」

L.Dawson「おい!そんなことしたって無駄だぞ!神に誓って.....」



J.Michael「、、、ただのドアだぞ?」

L.Dawson「そうだな。しかし、色褪せた跡があるぞ。」

J.Michael「誰でもそこに置けるだろう?」

L.Dawson「本当に色褪せていて傷ついている。誰かがそれを削り取ろうとしたように思える、、、」

J.Michael「悪戯イタズラか?」

L.Dawson「悪戯な訳ない!もう一度そのページを開いて。」

J.Michael「うーん、、、大丈夫。一寸ちょっと待って」


/*...その廊下に入るにはただ1つ。感嘆符エクスクラメーションの書かれたドアに入るだけ...*/


J.Michael「...では」

L.Dawson「さぁ、伝説を作るぞ!作品が真実だとわかるぞ!」

J.Michael「さもないと、情報が広まる前に死んでしまうぞ。」

L.Dawson「お願い?中を一寸ちょっと見たら帰ろう。いい?」

J.Michael //_沈黙_//

J.Michael「わかった。ひと目見てそれで終わろう。」

L.Dawson「さて、何が待ってるのやら、、、」



L.Dawson「...まぁ、どれはどうやら.....」

J.Michael「理由わけもなく静かだな。もう一度そのページを見てくれ。」


/*...最初に入る部屋は完全に反射する金属に覆われており、赤いライトが薄暗く光って...*/


J.Michael「ライトはどこだ?」

L.Dawson「"全て"はどこにあるんだ?」

J.Michael「...言いたくはないが、確認するにはただ1つ、、、、」

L.Dawson「ああ。それで今度はこの廊下に入りたいのか?」

J.Michael「そうとは思わない。しかし、俺には奇妙に感じる。」

L.Dawson //_咳をする音_//

J.Michael「大丈夫か?」

L.Dawson「ああ。ここはとても埃っぽいな。昔の家みたいだ。」

J.Michael「ああ。一歩入っただけで良かったのか?」

L.Dawson「そうだ。水をくれないか...」



J.Michael「……どうしてこうなった?」

L.Dawson「どういう意味ですか?」

J.Michael「分からないけど、この場所はまるで…完全に忘れ去られたみたいだね。」

L.Dawson「それは…おかしい。伝説じゃないのか?」

J.Michael「物語を語ることで物事が生き続けるのは限られた期間だけだ。結局誰かがそれを歪めて、誰も元の物語が何だったのか分からなくなってしまう。本当にひどい忘却だ。」

L.Dawson「わかったよ。マイケル。」

J.Michael「おい!俺は本気で言ってるんだよ!」

L.Dawson「冗談はさておき、それは…実際に興味深いメリットがある。」

J.Michael「そうなの?正直、一瞬、でたらめを吐き出しているんじゃないかと思ったわ。」

L.Dawson「いや、実は好きなんだよ。考えさせられることがたくさんあるからね」

J.Michael「まあ、俺のために遠慮しないでくれ」

L.Dawson「えっと…それは…俺はただ…」

J.Michael「あなたはただ私を安心させようとしただけでしょう?」

L.Dawson「いや、あの…ちくしょう、ちょっと待ってくれ、何か思いついたんだ、まともな文章にするのにちょっと時間が必要なだけなんだ!」

J.Michael「わかったよ。」



L.Dawson「さて、最初に頭に浮かんだのは…これは私たちのせいなのか?」

J.Michael「まあ、それは俺たちのものではないだろうけど…」

L.Dawson「分かってるよ! だって…ここ《The Backroom》に住んでいる人たちのことだ。俺らは普段、見た階の話を語り継ぐ側なんだ。この場所の物語は一体何度語られてきたんだ? 誰が何かを忘れたんだ? 誰が歪めたんだ? 僕らは気づかないうちに…ゆっくりとこの場所を汚してきたんだ。」

J.Michael「ああ、それは当然の報いだな。」

L.Dawson「でも、まさに俺が考えていたことだ。理論をもっと言葉で説明してくれて嬉しいです。ははは...」



L.Dawson「ああ、ここは廊下じゃないんだ…」

J.Michael「ここは、いつか存在たちが集まり始める部屋ではないでしょうか?ちょっと待ってください。」


/* …開始部屋にはドアが 2 つあります。1 つは入るとロックされますが、その背後に何かが集まって脱出しようとしている音が聞こえます… */



L.Dawson「まあ、今は何もないからよかった!死んでただろうね!」

J.Michael「確かに…いやぁ、でもこの状態を見てよ。//_嘔吐音_// ああ、間違いなく何かが死んだような臭いがする。」

L.Dawson「俺が見つけた骨を持っているのはどんな存在なのかさえ分からない。」

J.Michael「…この中の1体がスマイラーだと思いますか?」

L.Dawson「これって、ただの浮かんでいる顔じゃ​​ない…そうだよね?」

J.Michael「そうとは限らない。不定形の体を持っているって聞いたけど。」

L.Dawson「体が不定形なのに、どうして骨があるっていうんだ? 形がないってことは骨がないってことだよ。」

J.Michael「おい、そんなことで俺を責めるな!他にも…トカゲとか鳥とか…ヘビとか…」

L.Dawson「ヘビには同意できるよ。ヘビなら意味がある。あれはめちゃめちゃ速いんだから。」

J.Michael「さて、もうこのドアから出てもいいかな。この匂いで吐きそう。」

「ああ、いい考えだ。」



「それで…ここが廊下のドアだ。」

L.Dawson「本当に10キロメートルって書いてあると思う?」

「はは、まさか。どれだけ運動能力が優れていようと、あんなひどい状況では誰も生き残れないし、命からがら逃げているときにそんなことを推測できる人なんてまずいないと思うよ。」

L.Dawson「ああ。」

「さて…準備はいい?」

L.Dawson「そうかな?今まで見てきたものを考えると、何かが欠けているとは思えないけど…でも…」

「とにかく緊張してる?」

L.Dawson「うん。」

「でも、分かる。何があるのか​​誰にもわからない。もしかしたら、それがこのすべての中で保存された唯一の部分なのかもしれない。つまり、それがこの場所の主な特徴なのだ。」

L.Dawson「その通り。」

「ねえ、大丈夫。俺たちは一緒にここにいる。俺はあなたと一緒にいる。もし俺たちがそこに歩いて行って、数歩進んで、まだ地獄がここにあると分かったら…私たちは最後には一緒にいる。」

L.Dawson「へえ…ありがとう」

「さて…じゃあドアを開けましょう」

L.Dawson「準備ができたらいつでも。」



J.Michael「私は…この場所を…」

L.Dawson「完全にひどいようだ。」

J.Michael「ああ、またそう言えるね。」

L.Dawson「これは…クソッ、正直言葉がない。」

J.Michael「他の部屋よりも骨がたくさんある…ああ、神様…」

L.Dawson「何?どうした?」

J.Michael「おい、壁を見てみろ」

L.Dawson「ああ、やばい、これは…確かに傷がついてしまった。」

J.Michael「……」

L.Dawson「どうしたの?」

J.Michael「この人たちは…必死のようです。飢えています。どこかの時点で食料源が途絶えたに違いありません。」

L.Dawson「おいおい、彼らは食料を求めて城壁に頼ったのか?」

J.Michael「壁、床、周りのもの…もしかしたら、仲間の存在かも。」

L.Dawson「本当に彼らがそんなことに頼ると思いますか?」

J.Michael「それが最初の解決策だったのか、それとも最後の解決策だったのかはわかりませんが…彼らはある時点でそれに頼りました。ほら、骨の一部が引き裂かれているように見えます。」

J.Michael「何だこれ…これは…めちゃくちゃだ。」

L.Dawson「本当に彼らに同情するだろうね?」

J.Michael「ああ。」

L.Dawson「…まあ、まだ少し歩くけど、どう?」

J.Michael「俺たちは本気でこのトレッキングをするつもりなのか?」

L.Dawson「さあ、私たちは今ここにいる!そうしましょう!」

J.Michael「よし、じゃあ他に何が見つかるか見てみよう。」

L.Dawson「それでは、先へ進みましょう!不気味な廃墟の廊下を進んでいきます!」



J.Michael「ねえ、ちょっと思いついたんだ。」

L.Dawson「ん?」

J.Michael「どうやら失われたレベルのゴミ捨て場になっているレベルを知っていますか?この場所はそこから抜け落ちたと思いますか?」

L.Dawson「うーん…驚かないけど、もしそうだとしたらこの場所は今よりもっと壊れていると思う。」

J.Michael「ああ、それは正当な指摘だ。」

L.Dawson「ところで、数秒後に左に一歩進んでください。」

J.Michael「待って、どうして…うわあ!」

L.Dawson「ほら、気をつけなきゃ!」

J.Michael(慌てて息を切らしながら)「ええ、どうもありがとう!くそ、それはかなり遠い落下みたいだね。」

L.Dawson「よし、私につかまってて。私が見つけた次の落とし穴を乗り越えるお手伝いをするよ。」

J.Michael「へえ、ありがとう。」



L.Dawson「なあ……君のその理論について」

J.Michael「それはまだ気になっているの?」

L.Dawson「ああ、そうだね。考えれば考えるほど、重くなっていくんだ。

J.Michael「ああ、どこに持っていったの?」

L.Dawson「もし、あなたの理論がある程度説得力を持っているとしたら…それは何にでも当てはまるでしょうか?」

J.Michael「… はぁ。」

L.Dawson「でも、考えてみてください。再話によってレベルの見た目が変わるとしたら、実体はどうなるのでしょう?人々?私たちは?」

J.Michael「うわあ、うわあ、うわあ…ちょっと待って、落ち着いて…」

L.Dawson「誰かが家に帰る道を見つけたとき、私たちの知り合いは私たちを認識してくれるでしょうか?覚えていてくれるでしょうか?私は…私はただ…」

J.Michael「わかった。私を見て。」

L.Dawson「……」

J.Michael「何回か深呼吸して。まあ、耐えられるだけ。ここはまだ埃でちょっと息苦しいんだけどね、はは。」


J.Michael「よかった。少しは楽になったみたいだね。」

L.Dawson「ああ…そうだな。」

J.Michael「なあ、聞いてくれ。私の理論は単なる理論なんだよ、いいか?それが現実になるわけでもないし、何にもならない。この場所はずっとこんな感じだったのかもしれない。君が言ったように、壊れたところから落ちたのかもしれない。何だって起こり得たんだから!」

L.Dawson「あ…でも、それでも…」

J.Michael「そしてもしそれが正しいのなら?もし人々がこのレベルのように忘れ去られるのなら?もし私たちもこのレベルのように忘れ去られるのなら?それなら一緒に忘れ去られましょう。」

L.Dawson「……」

J.Michael「すべてが終わっても、 私はあなたのそばにいるよ。何があっても。」


L.Dawson「へえ…それは本当に優しい…ありがとう。忘れ去られることを祈ってるよ。」

J.Michael「宇宙に知られないことに。」



L.Dawson「これまでの廊下の中で、一番空からだな…」

J.Michael「ええ、瓦礫が片付いてきているのに気づいた…興味深い目印だ。」

L.Dawson「のために?」

J.Michael「実体が破壊にどこまで達したか。」

L.Dawson「ああ、そうだね。」

J.Michael「廊下の始まりの地点では資源が不足し始めていたに違いない。何人かは物資を探しにさらに下へ逃げたに違いない。」

L.Dawson「でも、それは最善の考えではなかった? というか、ここまでたどり着いた人が一体何人いた? この時点では資源が豊富であったとは思えない。」

J.Michael「このエリアに何かが入り込む可能性があることを忘れてしまいます。」

L.Dawson「もう一度言いますが、理論的には、それはどのくらいの頻度で起こったでしょうか?」

J.Michael「その通りです。」

L.Dawson「しかし、それは疑問を投げかけます…何らかの存在が脱出に成功したと思うか?」

J.Michael「廊下の端に出て行けばいいんだよな?」

L.Dawson「そうだな。出口は放浪者だけのためにあるわけじゃないだろう?実体も出て行けるはずだろ?」

J.Michael「もし彼らがそれが出口だと理解できるほど賢かったなら、理解できた者は実際に逃げただろうと思う」

L.Dawson「…クソッ、もし大群が全員逃げ出したら......どうなるか想像できるか?」

J.Michael「我々はめちゃくちゃになるだろうと言うが、彼らは全員ランダムな場所にたどり着くのか、それとも全員が一斉に押し寄せて同じ階に出て行くことになるのか?」

L.Dawson「その上で、この部分をチェックしてください。」


/*…グループがこの階に入ると、各グループは廊下の各個人のインスタンスに分かれ、2 人が同じエリアに入ることはありません…*/


J.Michael「複数の実例。つまり、さらに多くの実体が逃げ出し、残りのバックルームにあふれかえる可能性がある。」

L.Dawson「…やれやれ。まあ、少なくともあれはもう機能していないってことはわかった!だって、私たちは一緒にここにいるし、そういうことだよ。」

J.Michael「それは本当ですね、はは。」

L.Dawson「待って…光が見える気がする…」



L.Dawson「俺達…本当に最後まで来たの?」

J.Michael「ああ、そうかもね。そんなに長い距離を歩いたわけじゃないのは分かってるけど、本当に何時間もここで過ごしたような気がするよ。」

L.Dawson「これは…私がここで期待していた経験ではありませんでしたが、経験できてよかったです!」

J.Michael「そして、中に入るように説得してくれて嬉しいよ。この場所が何もなくなってしまったにもかかわらず、私は…まだ興味深いと思ったんだ。」

L.Dawson「へえ、問題ないよ。」



L.Dawson「ねえ、その点について…あなたの理論に付け加えたいことがあるんだ。」

J.Michael「もう一度、俺は耳を傾けるぞ。」

L.Dawson「最初にここに来た時の本来の意図とは違う形で物語が語り直されるって話してたよね?それが何であれ、真実から切り離された新しいものに歪められてしまうんだ。」

J.Michael「ええ、そうしました。どうですか?」

L.Dawson「…時にはそれが最善であることもあると思う?」

J.Michael「続けてくれ。」

L.Dawson「つまり、物語を語る人の視点から想像してみろ。物語を語りたい。人々は特定の物語を求めるが、あなたはそれが退屈だと思ってる!だから、それを作り直し、そこに何か新しいものを織り込み、元の構想では見たことのない新しい生命感を与える。」

J.Michael「これで何を言いたいのか分かったような気がするけど?」

L.Dawson「それは…有益かもしれない?レベルに?あるいは何か話されていることに?」

J.Michael「うーん、実は見ていないのかもしれない。」

L.Dawson「不死鳥のようだ!彼らは絶滅するかもしれませんが、新しく生まれ変わる。もしかしたら以前よりもさらに良くなるかもしれない!この場所にも同じことが言える!記事フォーラムの投稿は、おそらくどこかに実際にあるかもしれない!私たちはまだ見つけていないだけだ!」


J.Michael「…本当にこの場所のそのバージョンを見つけたいのか?」

L.Dawson「なぁ、私たちがここにいる間に、例としてそれを使っているだけだ。でも、想像してみろ。たった一人の人が、聞いたものを改善したいと思っただけで、レベルが新しい、聞いたことのない方法でわずかに変化する。その信じられないほどクールで力強い音がわかるか?」

J.Michael「今、お前は自分の論点を見失い始めていると思う。」

L.Dawson「そうかもしれない。その見通しはワクワクするだろ?でも、ちょっと待ってくれ、うーん…そうだ!私が言いたいのは…何かが変わっても大丈夫だってことだ!変化はクールだし、面白いし、人生にちょっとしたスパイスになる!ずっと同じままだったらつまらないだろ?」

J.Michael「……ふーん。それは……本当に楽観的だ。私も同感だ。」

「ふぅ、なんとなく意味が通じてよかったよ。」



J.Michael「…それで、ここの出口の向こうには何があると思う?今の状態では、誰かをランダムな階層に送ることはできないと思うが、そうでしょう?」

L.Dawson「誰にも分からないよ。あまり深く考えていない。それに…何が起こっても、立ち向かうだけだ。」

J.Michael「一緒に?」

L.Dawson「ああ。一緒にな。」




※当階層はストーリで構成されています。

※一部、和訳に誤りがある場合があります。

※著作権上、ストーリーの一部を変更しています。

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