第19話 都合のいい数字

 そうなのです、意味のある数字だったのです、そのメモリーの記憶量。


 また以前に書きましたが、みなさんのスマホのメモリーもそうです。

 256ギガとか512ギガとかとか…

 コンピューターにとっては都合のいい数字なのです。



「きっと今はファイル設計なんかで256に合わせて考える必要はまったくないんだろうね…。データの持ち方もテーブル形式だから…」


 テーブル形式…

 例えば品目マスターなんかだと…

 品目コードはこのファイル、これをテーブルといいます。

 品目名はまた別のファイル、容積、単価、などなど

 項目ごとにファイル…テーブルを持ち

 品目コードというキーでつないでいる形式ですね。


 読み込みが速いからできるので、昔のオフコンだと無理です。


*****


 余談でした。

 昔はいかに容量を小さくするか、速度を速くするかとみんな工夫していました。

 そのために2000年問題なんてものもあったのですね。


 ですが2000年を無事迎えられてよかったです。

 

 業界でもトラブルは聞かなかったですね。

 きっとみんなすっごくがんばったのです。


     了

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

いまさらですが…2000年問題って @J2130

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ