Aiと小説家の在り方について。

自作品を色々とchatGPTに読ませてみた。

　昨今ではAi作品なるものが多く出回るようになったり、自分ではなくAiに書かせた論文や小説などがコンテストや学術的な場に出て評価されることも増えてきました。

　そんな中で僕はAiとどう向き合うべきか悩んでいました。

　僕は小説を書くのが好きで書いているので、Aiに書いてもらっては意味がない。自分で書くまでキャラクターがどんな動きをするのかわからないし見てみたいから書いている、というのが非常に大きな理由としてあります。

　しかし昔からAiやアンドロイド、人工知能などの相棒的な存在も非常にロマンがあると思っていたのも事実です。

　なのでAiに小説を「小鳥遊なごむ」として書いてもらうのは抵抗がありましたし、今でもそう思っています。

　べつにAiを駆使して執筆してもらった方や作品について文句を言いたいわけではないので、誤解なきようにお願い致します。

　そうしてAiとの在り方を模索していく中で、とりあえず自作品を読ませて分析してみてもらおうと思い立ち、色々とAiに分析してもらいました。

　結果として、Aiは非常に優秀な担当編集になり得る、というのが率直に思った感想でした。

　僕はわりと重ためなラブコメを比較的に書く作家らしく、一般受けしにくい作風なのですが、作品事にその塩梅や構成などを分析してもらえるのは非常に助かりました。

　また、作品全体を通しての作風や作家としてのクセのようなものを客観的に分析してもらえるのでとても有用であると実感しました。

　情報の修正や訂正などは多少しなくてはならないですが、分析による傾向や対策などを教えてくれる優秀なツールであると思いました。

　執筆初心者の方や、作品の方向性について悩んだり、或いは自分の強みや弱みがわからない作家さんなどにもアドバイスや分析結果を示してくれる存在であると思うので、このエッセイ(？)を読んでくれた方は是非ともご活用を検討されてはいかがでしょうか？

　……こんなことを書いたらライバルたちに塩を送ってしまうような気もしますが、web小説界隈をきっと大いに盛り上げてくれるツールとなることを期待しています。