人生と言うのは一枚のキャンパスに、幾つもの色を重ね、何かを描く作業に似ています。
その色は人により淡くもあれば濃ゆくもあり、薄くもあれば厚くもある。以前に塗った色が今では違う色に見えたり、思わぬ色と重なり新たな「意味」を帯びる。
そんな狭間を彩る、様々な色彩たち。
さて、本作は【カクヨム短歌賞10首連作部門】応募作品です。
「はざまのとき」、素敵なタイトルに一目ぼれしました。
ここにある10首、お手数ですがまずは概要を読まれてから、本編に行かれる事を推奨致します。そうするとより味わい深く、お楽しみ頂けると思います。もちろん読んだ後に読まれても構いません(←どっちやねん笑)。
人生における様々な「はざま」、概要には記されていませんが、筆者様が過ごされた「時」の厚みもそこには存在します。私は一首目から「素敵」にやられました。ドキッとしました。
はざまの瞬間に零れた「心の声」、とってもいいですよぉ。
お勧め致します。
スナップ写真の様に、ある日の、ある瞬間の、ふとした心の声、お楽しみ頂ければ幸いです。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)