最近はぬいぐるみと何かのコラボイベントがたくさんあり、老若男女問わず家族として連れて来て一緒に楽しむ人が増えていますね。そんな場面を思い出しました。
ぬい愛が溢れかえっていました。オーバーフローしそうな位です!ぬいを愛する皆様であれば首を縦に何十回も振ってしまいそうです。愛とは尊いものです。この世にいろいろな愛がありますが新しい愛の形を存分に見せていただきました。ありがとうございました!新しい道が開けたことに感謝です。
ぬいぐるみ(ぬい)を家に連れて帰り、話しかけ、きれいにして、一緒に寝る。ぬいと暮らし、ぬいで失敗し、ぬいに意思が宿り、そういうぬいとの思い出が歌われている。ぬいとの日常を歌った連作短歌の場合、ひたすら愛を語りかけることに終始しそうだが、本作はそうはならず、幅のある感情とオリジナリティのある出来事で読みごたえがある。ずっしりと。ぬいだけに。
わかる~、と思わせられる句が何首も登場してました。 大切にしているぬいぐるみ。汚れてしまった時にはどうするか。色々と説明とかあるけれど、洗濯機とかに入れて繊維が滅茶苦茶になったら泣くどころじゃ済まない。中の綿とか安全なのか、とか色々と考える。 ぬいぐるみの手入れの問題とか、ぬいぐるみと普段どんな気持ちで接してるとか、「代わりの利かない」感じがしみじみと詠まれています。 大切にしているぬいぐるみがある方なら、ひたすら頷かされる作品です。