終わりと始まり

桃口 優/最愛を紡ぐ作家

終わりと始まり

本当は別れの音を感じてた。私は、耳を塞いでいた。


今更向き合っても遅いのか。もしあの時に戻れたなら⋯⋯。

 

これは『別れ』なのだと言葉では理解している。心は違う。


いっそ忘れてしまえ。心にそう唱えてもできるはずもなく。


思い出してまた泣いても何度も幸福が浮かぶ三年の重さ。


新しい恋を探す。出会いはきっとどこかに落ちているから。


誰かと話すほどに比較する。きれいすぎるあなたの心。


やだっ。嘘だ!やっぱ私まだ受け入れない。嘘、嘘、嘘。


誰かの迷惑になる? 過去という籠の中に居続けることが。


これからも籠のどこかであなたの心のカケラを探し続ける。


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終わりと始まり 桃口 優/最愛を紡ぐ作家 @momoguti

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