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概要
絶対に音を立てるな。『ミサキさん』が来るぞ。
七海(ななみ)は豪華客船にいたはずが、とある場所に迷い込んでしまった。寸前までいた客船と同じ空間だが、人の気配がまったくせず、異臭が漂う。
遭遇した同じ状況の仲間と共に脱出を試みるも、この場所にはバケモノがいた。
――ミサキさん
かろうじて人間の形をしている『ミサキさん』は、肌が青白く、全体が膨らんでいる。ゾンビのように歩き、濡れている身体からは濁った水とでろでろに溶けた皮膚をぽたぽたと落としていた。
『ミサキさん』は音、特に人の声に敏感で、反応するや否や素早い動きで人間を襲う。そして、襲われた人間は『ミサキさん』になってしまうのだ。
新しい人間が迷い込んで来る度に変わる空間の中で、脱出口は一つのみ。
七海は逃げ出すことができるのか?
【レビュー、★評価、フォロー】、応援ハー
遭遇した同じ状況の仲間と共に脱出を試みるも、この場所にはバケモノがいた。
――ミサキさん
かろうじて人間の形をしている『ミサキさん』は、肌が青白く、全体が膨らんでいる。ゾンビのように歩き、濡れている身体からは濁った水とでろでろに溶けた皮膚をぽたぽたと落としていた。
『ミサキさん』は音、特に人の声に敏感で、反応するや否や素早い動きで人間を襲う。そして、襲われた人間は『ミサキさん』になってしまうのだ。
新しい人間が迷い込んで来る度に変わる空間の中で、脱出口は一つのみ。
七海は逃げ出すことができるのか?
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