第8話 行方

ついに決勝戦最終試合が始まろうとしていた。

秋原やほうた、シラムが明るく送ってくれた

「さぁ決勝戦最終試合 1組司鷹疾 疾風 3組神楽迅雷」

周りの空気は少し引いていた。それもそのはず、目の前の男は学年最強だからだ

「さぁ君の全力を見せてよ」

疾風は楽しそうな笑みを浮かべ試合は始まった

「手加減は.....なしだ」

そういうと風魔法を4つも無詠唱でだした

まずい。攻めようと思ったが弾幕の量が半端なく回避することしかできない

魔法が当たった場所が削れていく

「へぇ〜これを避けるんだ 確かに成長してるね」

そういうと疾風はさらに弾幕の量を増やし、こちらを睨みつけながらいった

「でも君以上に、僕の方が圧倒的に強い」

俺は何発か当たってしまい体が宙に舞った

少しぼやけた視界に、疾風の残念そうな顔が見えた

昔の仲だが小学校から別々になり、それ以降話さなくなった

全ては俺の母の死がきっかけだ。

今はそのことはどうでも良い。

そのまま地面に叩きつけられた、全身が悲鳴をあげている

「もう終わり.....か」

疾風はそういいその場を立ち去ろうとした

「まて、俺はまだ....立ってるぞ」

おれはそういい疾風に光球をぶつけ、不意の攻撃に疾風は当たってしまった

少し立ち止まった後、試合が始まる前と同じ笑みを見せ

「そうこなくっちゃ」といい一瞬で距離を詰めてきた

俺は紙一重で回避したが連撃はつづく

全ての攻撃を回避した後、俺は魔力鑑定を使い

「こっからは泥試合だな」っと言った

疾風の風魔法と俺の光球がぶつかり光を発生させ、観客席では視認できなくなっていた。

疾風がこちらに詰めてきたところで

「疾風。その動きばっちり計算済みだ」

俺は渾身の雷魔法を放った......。やがて会場から光は消え結果があかされた

「しょ...勝者は1組の司鷹疾風ぇ!!」

俺はあの瞬間、雷魔法を放ったがそれより早く疾風が魔法を出し負けてしまった。

悔しい気持ちでいっぱいだったが、全てを出し切ったことで爽やかな気分になった自分もいる

「大丈夫だったか?」

疾風が駆け寄ってきた

「あぁ大丈夫だ」

俺はそういい自分でたった

疾風は俺の目を見つめながら言った

「正直迅雷、俺は始めお前を舐めていた。だがお前は俺と対等に戦えるようになっていた」

疾風は笑みを浮かべた後

「上で待ってる必ず上がって来い」

そう言われ少し嬉しく思った後すかさず

「行けたら行くわ」

そう返し俺らは笑いながら別れた

「よく風の使い手相手にあんなに善戦できたな」

シラムは興奮しながらそういった

「今回は負けた、けどこのクラスは弱くはない。それが証明できただけで十分だ」

秋原はそういった

周りも頷きながら、俺を労っていた

 -同刻 1組控え室-

「なんであんな奴に苦戦した訳?」

玲奈は疾風に厳しくいった。伯楽も頷いていた

「確かに舐めていたが、迅雷を舐めない方がいいあいつもしかすると俺らより強いかもしれないから」

疾風が忠告すると

「所詮私の敵ではないわ」

玲奈はそういい控え室を出て行った

「これで今年のクラス対抗選抜大会は終わりだ。遅くならないように帰れよ」

間花先生がそういいみんな帰った

「迅雷.........頑張ったな」

そういい少し返事した後、俺もすぐさま寮に帰った。

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終局黎明 さたかひ @zinrai4649

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