別館の古びた図書室に、人知れず“怪異”を視る少年と、その相棒がいる──。
学校の七不思議や噂話の背後に、恐怖だけでなく「人の想い」が隠されているとしたら……あなたは覗いてみますか?『書架の向こうの怪異譚』は、平凡な日常から突然足を踏み入れる、薄暗くも温かな異界譚。
「こっくりさん」では、ささいな遊びのつもりが思わぬ存在を呼び出してしまった生徒をめぐり、涙と微笑の救済劇が描かれます。
「トイレの花子さん」では、学校怪談の定番に潜む意外な真実と、守ろうとする“優しい怪異”の姿が胸を打ちます。ただ怖いだけじゃない。怪異と人が交わる、その瞬間にこそある“救い”と“絆”がここにあります。
静かな図書室から始まる物語は、きっとあなたの心にも残るはず。
怖い話が苦手でも思わず読みたくなる、切なく温かい学園怪異シリーズです。