第11話 私の現実が変わる
そう思った次の瞬間、薔薇の使者はエヴァ目掛けて飛び込んでいきました。そして薔薇の使者とエヴァの顔の距離が本当に目と鼻の先になった時、薔薇の使者はエヴァに口づけをしてこう言いました。「あなたの勝ち。」「決意したときにはもうあなたの勝ちなのよエヴァ。」「決意はそれだけ大事なことなのよ。」と言い消えていきました。辺りが暗くなり、「エヴァ、エヴァ。」声が聞こえました。気が付くとそこは学校の教室の自分の机でした。どうやらエヴァはあまりにも生活態度が悪かったので先生に居残りをさせられていたようです。「エヴァ、もう遅い時刻だから家にお帰り。」先生が言いました。私はそう告げられて家に帰ったようなのですが、この時のことは全く覚えていませんでした。しかしその次の日のエヴァはというと、授業中はみちがえたようにハキハキと手を上げ問題に答え、食べ残しもせず、学校のみんなとはよく遊ぶようになりました。そして学校の担任の先生が休み時間にエヴァにききます。「どうしたのよエヴァ、まるで別人じゃないの?」「死にたいと思うことは良いことなのよ。」「だって絶望の中にこそ光があるのよ。」エヴァはこう言って席を立ち、友達の輪の中に入っていきました。いったいぜんたい、エヴァが手に入れたものは何だったのでしょうか?
窓際のアリス @alice0624
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます