とにかく読んで欲しい。

何を書いてもネタバレになってしまいますが
1番強烈だったのは、やはり

殺人鬼である「野狗子」がなぜ心臓を奪うのかという動機、その辺を最後に一気に魅せて(あえてこの字を使います)くれるところ、でしょうか。

どこもかしこも強烈なんです。
スタートから、いきなり生体解剖なので。

何か私が書くとすごく軽くなってしまうのですが
この作品全体に流れる
何とも言えない重苦しさ、不気味さ、

それらが全部、一番最後の最後に、本当の最後の最後に、弱いけれど、でも、見事な輝きとなって、見事にネガポジが反転します。


もっと評価されて良い作品だと思います。
読んでみて欲しい。

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