【質問系自主企画】プロッター脳で書いて、パンツァーっぽく仕立てる。

米田 菊千代

てっきり新アニメの話だと思った。

「パンツァー? プロッター? えっパンツ!? ……今期新アニメかな?」


最近カクヨムトップページでこの単語をよく見るなーと思っていたら、創作スタイルを表す言葉なんですね。


しかも、創作者のあいだで有名な言葉なんだとか。


私も物書きのはしくれ、パンツァーだかパンツだか知らねえが、履きこなしてみせる!





今回のエッセイは『尾岡れき@猫部』さんの自主企画、


【書き手さんに質問】あなたはプロッター? パンツァー? それともおぱんつ履いてるか教えてもらって良いですか?


に参加させていただくものである。

用意された5つの質問に、参加者が答えていくようだ。





Q1 【あなたはプロッター(緻密設定派)? パンツァー(感覚執筆派?) それともおぱんつ履いてる(どちらでもない)か教えてもらって良いですか?】


A プロッターです。





Q2 【あなたが書き始める前に準備すること(プロット作成等)教えてください。】


A 思いついたシーン、セリフ、設定を全部ワードにメモ。

メモを参照しつつ、文章を俯瞰して破綻がないかチェックしながら執筆。

文章全体のムード、ストーリー、キャラ、セリフ、が本筋からそれたら即修正。

この繰り返し。





Q3 【創作活動のなかでの赤っ恥体験を教えてください。】


A 自分ではストレートなギャグ小説を書いたつもりでいたが、AIに読ませたところ「お前の小説はボーボボ」と言われてカオスを書いてたことが発覚。これまでの創作物がことごとく斜めにそれてたことが判明した。


創作過程を俯瞰や把握していても、作品そのものがメインストリームに乗っているか、自分の書きたいものは世間的な需要があるかは客観視できていなかったというオチ。





Q4 【あなたの渾身の作品を教えてください。Q2の質問でどう準備したかも教えてください。】


A 「ゾンビ映画は人間ドラマでもあるから仕方がないが、無力さゆえのジレンマや仲間割れとかがダルイよな。……じゃあ、問題点を暴力と魅了で解決したら早いし、反転してコメディになるんじゃね?」 

とネタが浮かんで、あとはQ2と同じ進行で執筆。


※ Q3で答えたストレートなギャグ小説を書いたつもりでカオスだったのがこの話


『金銀おとめ合戦』

https://kakuyomu.jp/works/16818622172848859806





Q5 【プロットに悩む子羊へ一言!】


A 魅力的な小説って破綻しててもおもしろいから、あくまでもプロットはフレーバーなのでしょう。





キャッチコピーに「パンツ?履いてらァ!……履いてるよな?」と記載しましたが、すいません履いてませんでした。

お巡りさん私です。


Q5でも書いたけど、プロットなくてもすんごい小説書く人いるし、なんなら破綻しててもおもしろい話ってあるから、プロットを作る必要って必ずしもないんでしょうね。


じゃあなんでお前はプロット立ててるんだと聞かれると、もう癖になってて自然と立ててしまうというか、ないと不安というか、無意識にやってしまうというか……!


「癖になってんだ、音殺して動くの」ってハンタのキルアも言ってましたし、昔からやっていると身に染みついてしまうんでしょう。


今回、パンツの単語に惹かれて答えたんですけど、改めて自分の創作の癖がわかりました。


ここまでご拝読いただきありがとうございました。

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【質問系自主企画】プロッター脳で書いて、パンツァーっぽく仕立てる。 米田 菊千代 @metafiction

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