導入部がうまい

下手な作品のほとんどは導入部が全然面白くなくて全く入っていけないです。こちらの作品においては冒頭部分で、主人公がカモを見つける掴みが効きました。なんで?それだけの情報でカモってわかるのか?・・ってすごい気になってひきこもれました。その後の展開も上手くてじっくりと読みすすめられました。導入部がうまいというのは、一つの最高の才能だと思います。それから文章が急ぎすぎたり走りすぎたりすることもなく、また余計なこと書きすぎてちんたら遅れすぎたりすることもなく、ライトノベルにぴったりでちょうどいいテンポで進んでいたと思いました。
アンドロイド、ロボットものは・・ほのぼの系。切ない系。暴走系・・いろんなパターンに分かれているので、どういう方向に行くのかとてもワクワクしました。そして、これはいろんな意味で暴走している作品でした。
今回はエピソードワンのみ拝読しました。次回作にも期待しています。

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