プロットがしっかりしている

転生もののパターンを抑えて。最初苦労したけど、ちょっとした能力があって、あとは簡単だった・・みたいな基本を抑えつつも。異世界ものでは珍しいその後のリアルな困難に立ちはだかれて、それを解決するという。 映画的構造を持ったプロットがとてもしっかりしていると思いました。紙の小説とか商品にしてしまうと、ちょっと人気が出ると、延々と描かなきゃいけないことになると思うのでそういう一巻完結みたいな作品は読んだことがありません。ここで、きちっとまとめた作者本来の書きたいように書いたものを読みたいなぁと思いましたが・・
普通の作者さんなら、これを一生懸命書くんじゃないかと思いますが。この作者さんがこれをかかないということは、他に書きたい作品があるということでしょう。凄いエンジンだと思いました。