子律と人生

子律

こりつ と じんせい

皆さんおはようございます、子律こりつです。


自己紹介のようなものをここに綴り残しておこうと思い書いております。


私子律は06世代の18歳です。

現在は趣味である表現をより深く楽しむため、芸能の世界を目指す子たちと共に専門学校に通っています。


未だ夢はありません。


自由の効かない物をとにかく好まない性格で、学校だと「この作品を読んで感想を書きなさい」みたいなものだとか「この日までに提出」だとかそういう堅苦しいのが得意ではありません。


己のやりたいと思う物をやりたいと思った時に取り組むのが1番個人的には効率がよく意味があると思っているので、ここ【カクヨム】の作品形式だったり投稿形式だったりはとても好きです。


歌や書き物もあくまで趣味、仕事としてやっていくつもりは今までもこれからも微塵もありません。


今詩や小説を書いている私ですが、実は小説が大の苦手です。


「いや書いてるやつが何言ってんだ」となるとは思いますが結構、マジです。


人生で1度も小説を読み切ったことがありません。


周りによく器用と言われますが、正直本当にその通りで。

読書感想文なんかはもちろん本が読めないので出来るはずもなく、でも出さない訳にもいかないので細かいあらすじをネットで調べて大体の話を理解して、適当に表面をなぞって書いてました。


あのほらあれですよ、読書感想文は読むべき本ってのがあらかた決められていて、期限なんかも夏休みの途中の登校日までに提出とかいう私の1番苦手な形でしたから。


私の読めないというのは集中力とかでは無く能力的なものなのかなと勝手に判断しております。


カクヨムみたいに横書きの文は追えるんですけど、私の中で文字は上から下に書く物だと理解しているので、縦書きの文だと視界に入った文字全てを処理し出すんです。


だから字の小さい小説なんかは見開き2ページ分全ての文字が孤立してバラバラと動いているイメージです、気持ちが悪いでしょう。


それと集中力も少しは関係している時があって、最初の方は1文ずつ処理しようと頑張るんです。

そうすると今度は次の1文への移動が出来なくて、上に戻るとまた同じ1文を読んでしまって結局物語を理解する前に私自身が読む気を失っています。


常にこんな感じなので本当に国語の授業は苦手でした。席順で丸読みする時間がとにかく苦痛でしたね。ノートと下敷きで前後の文を隠して進む度にずらしてどうにかこうにか読んでました。出来ることなら耳で処理する方が楽ですし、ほかの子が読んでいるのを聞いていたかったです。


そんな私が小説に興味を持ち出したのは中学生の頃でした。


何度か舞台を経験して自分も物語を作ってみたいと思ったのがきっかけで、最初は小説ではなく台本のようなものを作っていました。


そこから語り手を加えた小説の形が出来ていきました。

まぁでもその頃はパソコンで縦書きで書いてたので読めないのに書いてる状態に飽きて辞めてしまいました。


私には洞察力ってのがなくて、少し前まで人の変化には気付かないし空気の違いだとかも全く気にならない人でした。


でもそれだと表現をするのに情報が薄く難しく、そこから意識的に情報を取り入れるようになりました。


人と話す時は必ず目を見て何を考え感じ話しているのかを想像しながら聴く。


道を歩いている時は視界に入った建物の色と大きさと雰囲気(明るさとか人の気配)を覚えておいて、すれ違った人も何となく雰囲気に色を感じて、それと顔と話していれば声を覚えておく。


仲のいい友人なんかは髪型や姿勢、普段の声色とかを記憶していて、その統計と会う度比較をして変化や元気度みたいなものを測っています。


本が読めない私に語彙力もないので友人には「子律ってたまに話通じない時あるよね」と言われています。


最近覚えた言葉は「おしゃべり上戸」と「うぶ」ですかね。ことわざみたいなものもイマイチ分からないので「一期一会」「寝耳に水」とかもたまに聞きますが頭には疑問符しか浮かんでおりません、いや今はもう分かりますよ。


こんなんでも小説がかけるのは、己の人生の細分化がされているからだと思います。故意にではありますが、情報の処理は人一倍やっているおかげで多くの情報や表現を持ち合わせているのだと思います。


こんな具合ですかね。

まぁ今作では私が変な子だとわかって貰えたらそれで十分です。


持ち主は変な子だけれど、私から溢れた作品たちも愛していただけたら幸いです。


それではまた。

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