第17話 楽しい遊園地といい雰囲気
2人が、ジェットコースターを乗ると、最初、強士はやな顔をしていたが、途中から、強士は、手を挙げて、楽しんでいた。一方で、強子は、縦回転をしてから、青い顔をしていた。
ジェットコースターを乗り終わると、強子の体が震えていた。強士は、余裕な表情をしていたが、強子の姿を見て、不安そうに、
「大丈夫か?」
「うん、まあ、大丈夫よ、」
「いや、大丈夫じゃねーだろいったん近くにあるベンチに座るぞ、」
と言って、強子に腕を貸して、ベンチのほうに向かった。ベンチに着くと、
「いや、まさか、こっから見えないところに、縦回転のところがあるとは、思わなかったわ、ところで、あんた、本当は、得意だったでしょ、」
「いや、ジェットコースター乗ったことがねぇからな、しかも悲鳴上げてるし、」
「ああ、そういうことね、あんた、ジェットコースター乗ったことないのね、」
「うん、まあ、家庭の事情でな、ところで強子、お前真っ青だった顔がいつもの表情になったな、さ、行くか、」
「うんそうね、観覧車に、行きたいわ」
そうして、二人は、観覧車に手をつないで向かった。
2人が観覧者に着く時、十雷と雪斗、雪は、偵察魔法で一連の流れを見ていた。最初に口を開いたのは、雪だった、
「とても、尊いわ、なんて尊さなの、強士様の気遣い完璧ですわ!それと、観覧車、初デートとは思えない、完璧な、リア充ですわ!」
「そうだな、俺こうゆうの見ると、恋人探ししたくなるな、」
「え、実山様って、恋人いないのですか?私の友達に、恋人ができたことがない美しい方がいらっしゃいますの、紹介して差し上げましょうか?」
「え、そうなのか、ぜひ紹介してくれないか?」
「ええ、大丈夫だと思うわ。」
「お前たち、二人の動向気になんないのか?共有魔法解くぞ?」
「あ、それもそうですわね、強士様と強子様のリア充ぶりを見届けなければ、」
「そういえば雪殿、我の分身が仕事をやっているのは、わかるが、いいのか?」
「ああ、十雷陛下様大丈夫ですよ、というか、陛下の分身がもうだらだらしていてやることないんですよね、そもそも今18時ですし、定時は過ぎてます。」
「ああそういうことか、」
と言っている時。
一方の強士たちは、観覧車に乗り込み、観覧車の頂上に着いたところだった。窓には、夕焼けの日が差し、いい雰囲気になっていた。そして、少し席が揺れると強子は、強士のところに近寄り、寄りかかった。その、不意の出来事に強士は、顔を赤に染め上げて、動じていないふりをした。そして、強子は強士の顔を見るなり、ニヤッとしながらも強子も顔が赤に染めて、
「あんた、とことん、恋愛には、免疫ないわよね、」
「お前もだろ、強子」
「うっさいわね、一回あんたと別れたときに、彼氏を作ったことぐらいあるわよ。でも、あいつ、家事は女の仕事だ、とか女が出馬すんなよとか、1000年前ぐらいの価値観だったから、まあ、あいつも出馬したけど落選して私にすがってきたから縁を切り捨てたわ、」
「あっ、そうんなんか、なんか、大変だったんだな、」
「そういえばこの状態でいいの?」
「ああ、大丈夫だ、お前、初等科(小学校)の時から容姿は、可愛いからな、」
「何よ、容姿は、ってまぁありがとう、でもさ、内面もいいでしょうが!」
「ああ、分かった、内面も可愛いから、」
「うん、それが本音ね、ありがとう」
「なんで、本音ってわかったんだ?」
「えー女の勘ってやつよ、」
といった会話が続いた。
「そういえば、晩ごはん何にするのよ?」
「ああ、行くか?割り勘で、」
「ええ、その方がいいわね、どうせ養ってもらうし、」
「それってどういうことだ?」
「いいや、何でもない、」
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最華家一万年の物語(原文) よっぴぃ @yoshi10
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