執筆している時の気の持ちよう。

古時計

読んで欲しいという欲望。

 初めまして、古時計と申します。


 この小説ともいえぬ自分の呟きは、ただの言葉に過ぎません。

 ですが、自分のこの言葉が、誰かの希望になって貰えるなら、幸いです。



 小説を描き、投稿して、はや一ヶ月、自分はXでの草の根運動や執筆の技術やルールの習得、それらを経て、自分の心の中には、最初の投稿からずっと蔓延る一つの想いがあります。


「もっと誰かに読んでほしい」


 自分の小説は、今はなかなか読んで頂いておりますが、最初の最初、一章も描き終えていない頃にはまるで読まれていませんでした。


 10人が序章を読んでくれている。


 そんな、理想と現実のギャップに苦しんでいた時期に自分は、あるゲームの言葉を思い出していました。


「たった一言でもいい、残せばいい。

 誰かの『生の痕跡』が、いずれ別の誰かの希望になる。」


 序章だけでも、10人が興味を持ってくれた。

 ちっぽけな人生を歩んだ一人の人間が描いた小説を、10人の人間が興味を持った。


 その事実に自分は、この10人の人たちの為に、これからも面白い小説を描きたい。


 そう思うだけで、自分は幸福と充実感。

 それと、もっと誰かに読んで欲しいという、一つの欲望が胸を満たし、執筆の意思に力を与えて貰ったのです。


 それでも「もっと誰かに読んで欲しい」と言う気持ちに従うのは、大事なことです。

 自分は今も、この欲望と共に、執筆をし、或いは他の人の小説を読み、同じ欲を持つ人の欲を満たす側の人間にもなって、今も頑張っています。

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