第6回 「ライバル」とは

< goo辞書さんより引用 >


競争相手。対抗者。好敵手。


< Wikipediaさんより引用 > ※まとめます


◆日本における意味


一般にライバルないし好敵手は、何らかの競争関係において、好ましい状態変化を促す存在であると解される。中国の三国時代における諸葛亮と司馬懿の関係のように、しばしば歴史上の事象にその類型が見出される。


◆本来のライバル(rival)の意味


同等もしくはそれ以上の実力を持つ競争相手の意味。「同じ川(水源、水利権)を巡って争う人々」から「一つしかない物を求めて争う人々」の意味へと発展し、フランス語を経由して英語になった。語源はラテン語の「小川」を意味するrivus。

「常に対立しあっている宿敵」という意味には、白人と黒人、農場夫と奴隷、宗教対立のように、常に相容れない関係を連想させることから、欧米(特に米国)では使用されること滅多にない。


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おぉぅ。ウィキペディアさんの内容に衝撃を受ける私。

外国語はまっったく分からないので、調べてみて良かったと思いました。


こちらのエッセイは「物語にまつわる単語を定義する」ものですので、あくまで物語(日本文学のみです、ごめんなさい)の中のライバルについて語ります。


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< 私の考える定義 >


「ライバル」とは


主人公の成長を促す存在であり、物語の中で役割を終えても問題のない登場人物である。


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< あなたの考える定義を教えてください >


「ライバル」とは〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇である。


こちらをコピペしてもらっても構いませんし、オリジナルの言葉でもありがたいです。あなたの考える「ライバル」を教えてください。


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私の意見はちょっと極端ですね。「スポーツジャンルでライバルおらへんかったら面白みが半減するやろっ!」というようなお叱りも聞こえてきそう^^;

ウィキペディアさんも例に挙げていますが、読〇ジャイアンツと阪〇タイガースとか、常に切磋琢磨を続けているライバル関係もあると思いますので、もちろん否定はしません。

私の中では、たとえば主人公のもとで活躍するよきライバルの騎士AとB、というような関係をなにかの作品で見かけたとしますと、「どちらかは最終的に天に召されるかな……」と邪推してしまいます。

ライバル同士ということは、能力や立場が拮抗しているということなので、どちらかが退場しても物語が成立してしまうと思うんですよ。それが個人ではなく、王国Aと王国Bだった場合、勢力バランスが崩れて戦争に……とか、どちらにしても明るくない展開になりそう。


ライバル。それは私の中では、暗転への序曲かもしれません!


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余談:拙作について語る


未来の暗転を防ぐためか、あまり明確にライバル関係にある登場人物っていません。と言おうとしたら……いた!


『縁結び、始めました』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890186877


カクヨムに登録して一発目に書いた小説です。現代ファンタジーで、主人公が女性、友人の男性二人がある種のライバルという関係で、最後には……。


作者も忘れかけていた作品で、いま一覧を読み返して汗をかいています(;´・ω・)

ラストが気に入らないのでリメイクしようかなぁとぼんやり考えています。


っていうか、やっぱり「神様的ななにか」が登場している……そのうちこちらのエッセイで「神様的ななにか」もしくは「超常的存在」として場を設けようと思います。こういう存在がいい仕事してくれると、ファンタジー世界が生き生きする気がします!

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