妖しくも輝かしい探偵ミステリへ

妖×探偵のミステリ。

今までもあったであろうダブルジャンルを使ったキャラミス作品は文体が硬く、それでもするりするりと読みやすく、そして妖の妖しさや人間の浅ましさ、欲深さをまざまざと見せつけられるような惹き付けられる文章……｡

“視る”ために宿った目で救いたいと願ったものは救えるのか──。

それは彼のみぞ知るでしょう。