ども、企画主催者のあんごらです。
まず一言でこの作品を一言で話すとすれば、想像とは違ってても癖のある面白い作品でした。
通常なら人外として一般的に知られているのは、狼や犬、猫そしてうさぎ等の「地上に生息する動物」です。
ですが、この作品は海の生き物である「アシカ」がテーマになっていることに驚きとワクワクが読むのにたまりませんでした。
実際、私も人外での小説を書いたり読んだりのですが上記に掲げた「地上に住む動物」オンリーなので想像とは違ったことに私も学ぶべき点かなとも思いました。
また、異世界への転生方法も読者を楽しませてくれましたね。
私が読むものとしては自分が何者かわかっていて、転生するというのが多いのですがこの作品は自分が何者かわからない&読者を主人公と同じような雰囲気を漂わせていると言うことにも驚きましたね。
そして、読者にとって読みやすいかについても調査しました。
今回はPCで読んでみました。まぁ、文章の構成等としてはできていた方だと思います。
ですが、他の人がスマホで読んだときに「どこ読んでたっけ?」と思わせてしまうような形だったのでセリフと説明文の間に空白を開けたほうがいいと思いました。また、私は堅苦しいような説明文とかもあったので、ちょっと読みづらく感じました。すみません。
ですがこちらの二つは私個人の感想ですので、空間を開けたり、もう少しわかりやすくするなどは作者様自身の判断でいいと思います。
総合的に判断して、私はこの作品は面白く感じました。またガロ達の続きが読みたいと感じてます。ご参加いただき、ありがとうございました!
異世界転生ものを読まない私が楽しめました。
氷に閉ざされた世界に、現地主人公に憑依する転生主人公という、ユニークな設定。
丁寧な描写が独自のファンタジー世界への没入感を高めてくれます。
とにかく海獣王ガロが可愛くて優しくて好感がもてます。
アシカって毛皮があるんですよ。知ってました??
他にも獣人がたくさん登場するので、それだけでウハウハです(๑♡ᴗ♡๑)
転生した主人公アスタにも謎があるようで……?
テーマも壮大で、まだ物語は始まったばかり。
六つの世界がこれからどう関わっていくのか、先の展開がとても楽しみです。
硬質で重厚なファンタジーを求めている方に、是非おすすめです。
主人公は記憶と体を失い、とある若者の中に精神体となって入り込んだ。
そこは氷の大地に覆われた異世界の小さな村で、若者=アシカに似た海獅子族のガロは一つの身体に二つの精神が宿り、心の声での会話が可能といった状態になる。
ガロは主人公にアスタと名を付け、星の賢者として敬う。
アスタはこの異世界が大災厄に見舞われて冷えてしまったことを知る。
ガロが住む小さな村は、長老によって他の村との交流を禁じられていて、狭い地域だけで暮らしているが、アスタの知恵で干し魚を焼くと旨くなることを知ったときのガロのリアクションがとても良い。
しかし、ある日、ガロと共に暮らしている小さな妖精シエラに誘われ、ガロは海底にとんでもないものを発見してしまう――
感想:7話までの感想ですが、世界が氷に閉ざされた、貧しい生活ながらも村人たちが協力しあいながら健気に生きているという、あまり例を見ない独創さで非常に好奇心をそそられます。主人公が精神体というのも私は初めてですが、この世界についてガロが2人の会話として丁寧に説明してくれて、いわばダブル主人公のようでおもしろいです。
すごくオススメです⛸️🎣