あらすじ

 中学2年生の女の子河合純奈は、考えるよりも動くタイプで、勉強は苦手なタイプ。 身長は170cmで、蒙古斑がついており、褐色のいい肌をしているソフトテニス部の女だ。

 そんな彼女がある日、クラスメイトの三浦に襲われる。

 彼女は河合が持っているイヤリングを狙っていた。

 すると、そこに現れたのは、社会科担当の中元先生である。

 三浦は、怪人へと変貌し、河合に襲い掛かるが、中元が見事に、ピンチを救った。

 そして、ここから、河合はイヤリングを怪人に襲われるようになる。

 今までは、親友であり、空手の有段者である、黒島藍那が、守ってくれていたが、突如現れた、怪人に、瀕死の状態に追い込まれたことにより、自分の無力さを痛感してしまう。

 そして、河合のイヤリングを狙う存在は他にもいた。

 理科担当の清水である。

 彼は、賢者のみで世界を統治することを目標とし、来るべき11月24日の進化の日までに、イヤリングを集めようとしていた。

 進化の日とは、大昔の女王、クレオパトラが、復活し、その能力を使って、全人類が怪人へと変貌を遂げる日であった。

 そして、それを絶対に成功させようとしているのが、ラジット商会である。

 ラジット商会は、表は、普通の古物商で、宗教法人を持っていたりするが、その宗教法人、ラジット教は、人類の進化を目的とした、カルト宗教で、信者に聖水を高値で売りつけ、何らかの処置を施せば、怪人に変貌するのである。

 そして、信者の子供は、施設に預けられ、幼少期から徹底的に洗脳されてしまうのだ。

 中元は敵の目的を知ると、河合から、刺客を守るように努めた。

 そして、もう一組、プロレスラーであり、古物商の、森脇と龍王プロレス代表の岩崎が、イヤリングを狙い始めたのだ。

 彼らの目的は、金とプロレスで、今の状況を維持することにあった。

 ラジットたちは急遽日本に来日した。

 岩崎は、ラジットたちを威嚇したのだ。

 そして、中元たちに接触し、中元がラジットたちの、施設で育ったことを知らせた。

 動揺した中元は、怒りをぶつけるが、ラジットたちは怪人に変貌する。

 そして、中元は鉄球をぶつけることによって停戦にもっていった。

  

 中元と清水は敵対関係でありながら、同僚として、交流していた。

 中元は、生まれたときから施設にいたので、人間の気持ちが全く分からずにいた。

 デリカシーのない発言をしまくり、生徒たちを動揺させたりするが、清水がうまくフォローすることにより、事なきを得ていた。

 体育大会も終わり、いよいよ、進化の日も差し迫るころ、ラジット商会から、アイアン・グル。彼らを、怪人に育て上げた教官が、派遣された。

 そして、彼は、清水のピアスを奪い、石化した後に粉々にする。

 河合は、グルにより、催眠術をかけられ、イヤリングを、グルに渡してしまう。

 中元は、それを取り返すために、エジプトに旅立った。

 そして、ラジットたちのアジトを突き止め、ついに、クレオパトラの遺体を破壊したことにより、ラジットたちの計画は破綻する。

 そして、帰国後、中元は、河合にイヤリングを渡し、11月24日。

 文化発表会があったが、それを見に行かず、屋上で眠りについた。

 

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【完結】ゴールデンイヤリング パンチ☆太郎 @panchitaro

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