バランサー・デリト

イメージ サバイバー

第1話

「……未来を変えたいのであれば、自分の一歩が大事ですよ……」 

 昔 そう、尊敬する先生に云われたっけ〜なっ……!?  (⁠◠⁠‿⁠◕⁠)b ⤴️


《目とオーラで威圧し、相手を倒せ、相手を殺せ!!!》


(……自分で自殺をしたく成る位の時も有るんだ……だ・か・ら、世の中にも責任を取って貰わないとなっ!?……)

(普通に生活をしていて、《狂いそうに成った時が有った》)

(人を憎んだり、呪ったりしてみたく成った事が有った!?)

 押す、押す、押す、押す、沈む、沈む、沈む、沈む、キャハハハハー、《自分のした行動を反省するんだな〜!?》  ╮⁠(⁠╯⁠_⁠╰⁠)⁠╭

 彼は、殺人鬼であり、ニューヒーロー!? 

 ヒーローを1人 殺していた。


「フフフッ、これで逃げ場は、無い、チェックメイトだ、あの世に逝け!?」

 四方八方からの極小で詳細綿密なレーザービームがヒーローを囲み、放たれた。

 スイッチ【 ON 】

(……この世界にヒーローは、2人も3人も要らないんだよ、その為の〔ヒーロー〕なんたから、悪いが始末させて頂く!?……)

 カシャッ……スイッチは、入った。

 敵にしてみれば、逃げ道が全く見つからない八方塞(ふさ)がり状態だった。

 ヒーローは、見えない散弾銃のようなレーザービームで体に《微小の穴を開けられた》

 ウウウウッ、ウッ、ウッ、最期にそう叫び、崩れ倒れた。

 液体が広かって行く、完璧な即死だった。


「……ヘヘッ……」 


 大浴場に入っていた、ここで疲れを取り、心を癒やす。

 鏡を見ると目の下に【 クマ 】が、あった。

 ふと口から、出た。

「……大きな牛カエルのオタマジャクシか〜!? それも2匹居やがる、それも肥(こ)えて、ヘヘ〜、可愛くないっ、ブ〜、だっ……でもだ《子供から、大きく成ると大物に成る》から、んンんン〜、許すか、アハッ!?」

 

 墓参りに行った、いくつか回ったのだけれど、《自分の家のロウソクの日を点けられなかった、さっきまでライターの火が点いていたのに火が灯らなかった!?》……やはり、

【 神は、見て居るのか!? 理由があってイライラしているのが、分かったのか!?   

 心が揺れ動く!?……】

 頭の中の闇に迷い込んで深い所にまで入って行ってします、考え込む!?

 落ちて行く、落ちて行く、浮上する……!?

(……世の中の矛盾や不公平さを考えると悪魔にも加担したく成って来る!?……)


(……焦るな……落ち着いて……落ち着いて……ゆっくりと……ゆっくりと……出来るから……出来るから……私の中で目付きの鋭く、激しく、怒りっぽい性格の、暴力的な危険な雰囲気を漂(ただよ)わせる奴と人に優しい、人懐っこい、ボランティアなどを進んでする善人的な行動をした奴等が居る)

 知らないうちに そう、自分に言い聞かせていた。


(……何か、行動を起こす気など、全く おきなかった!? でも、このままだと人間がダメに成ってしまう事も自分では、分かっていた……人間が号泣、悲しみ、後悔するような嵐に成れ、そうすると《雨 降って地 固まる……か!?》それが、普通であり、自然であり、運命さ!?……)


(……感情や闇を調節しなければ……)

  (^_^;)f


(俺は、精神も物も壊す《壊し屋》何だよ、近付いて来る奴、分かって寄って来てくれたら、有難いんたけど……!? 分からないだろうな〜、外見からじゃ!? でも、その時は、既に遅い、後悔を通り越してヤルだけだ、悪いが、《生死の間を彷徨(さまよ)う事と成るだろう》 それが、そいつの《運命》だ)


 スタスタスタ、と音もしないような状態で男性の横に付いた。

「……オイオイッ、お前 今、女性を刺し殺したよな、上半身ばかり集中して傷だらけにして、真っ赤っ赤にして呼吸や心臓を止めたよな、ナ〜……」 

「何を言っているんですか!? 何の事ですか!? 変な勘違いしないでくれませんか!? そんな脅迫まがいの事をすると警察に訴えますよ、失礼します」

「オイオイオイッ、キサマ大概にしろよ、何が警察だ、《仕方がないな、俺は、見ていたんだ、オレガ、オマエを処分してヤルから、コッチに来い (…サツに変わり罰してヤル…)》」


 人の居ない路地奥に引っ張って行き、まずは、アキレス腱を完全に切り、声が出せないように喉(のど)をナイフで刺し、貫通させた。

 左腕にプラセンタ注射 (血行促進剤)を打つ。

「……サッ、これからが、本番てす!? 処刑のスタート……ン゙~~、何 もたもたしてるんだよ〜、逃げていいんだよ〜、叫んでもいいんだよ〜、ン゙〜、クワッハッハッハ〜、大の男が何も出来ないとは、情けないな〜、ヘヘッ、へ〜……」

 真っ赤に充血した目を見開いて変質者的な逝っている顔が男に近付いて来た。

「……ナ゙〜、面白いだろう〜!? 恐怖が近付いて来ると……ゆっく〜りとCount Down

してヤルからな〜、ヘヘッ、今、この世を味わえ〜……生きているのって実感するだろ〜、奇跡何だよ〜、ワ・カ・ル〜!? 頭は、生きている時に使えよっ……フフッ……」


 あえて深さや、場所など致命的に成るような傷は、与えなかった、長く長く楽しんでいる風な感じだった。

 切る、削ぐ、刺す、殴り続ける、患部を叩く、蹴り続ける、一度刺して、同じ所を二度刺ししたりもした、それを回したりする。

  グプグプグプ…プッ…プッ…、喉から息が出て、赤い液体が泡立つ。

「オイオイッ、誰が通訳しろよ〜」

 本人は、横に成っているが、まるで【アンコウの吊るし切り】をしているような光景だった。


「大丈夫☓2 またまだ、【恐怖を味合わせてヤルから】……大丈夫☓2 遺体は、ガソリンで燃やして土に埋めてヤルから……自然には、良い肥やしだ、いっぱい草木や花が咲くだろう、いわゆる、リサイクルだ、最期くらいは、【良いご奉仕をしろよっ】」

 ゆっく〜り刺したり、早く切ったり、刺したり、浅くしたり、深くしたりと楽しんでいた、そのうちに甲が垂れ、アブクが出なく成って行った。

「……そろそろかな!?……」

 両足の指の根元、両手の指の根元、顔の目の付近をグラインダーで鋭く削って来た斤(おの)で切り落とした。

「……天国に行くか!? 地獄に行くか!?は、自分で選択が出来ないんだ、残念だったな!?……魂くらいは、成仏しろよっ……」


 周りには、偶然にも人が1人として居なかった。

 少し上流で家族で遊びに来ていて、たまたま親が目を離した時に川に溺れ、流されて来たところのようだった、うつ伏せのまま下流に流されて行く。

 それを見た彼は、反射的に直ぐに川に入り、助けに向かった。

 子供を助けたあと、直ぐに119番 救急に連絡をし、車を来て貰うようにして、その直ぐあとに人口呼吸、心肺の蘇生を行なった、救急車が車で心肺の蘇生をし続ける。

 最終的には、救急車に来て貰い、AED (自動体外式除細動器)で息を吹き返し、一命を取り留めた。

 この話しは、美談としてテレビや新聞やネットニュースで取り上げられた。


 自殺をしようとしている若げの女性を発見  

 助ける為 エレベーターや階段や廊下を使い駆け足で上がり、フェンスの向こう、目の前まで来た、しかし、話しをする気は、あいにく全く無く、少しずつ近寄ると、直ぐに身を投げた!?

「ナニッ、マジか!?」

 直ぐに思いっ切り、走り込んでフェンスを乗り越え、続いて飛んだ!?

(…上手くヤッタのか!?…)

 2人共 手探りしても何もない空中に有り、重力のまま、地面に落ちていた。

「キャー」

「ウッワー!!」

「オオオー!?」

 地面から、人々の声が怒涛(どとう)にあちこちで上がった。


(ヴァー……大丈夫、俺!? 俺、スタントマンでも、ないし、ピエロでも、ないぜっ!?……エ〜!?……本当に大丈夫なのか!?……) (^_^;)f 

(まずは、女性に追い付き、確保!? それから、【死】から、回避!? 安全確保!?行けるか!? 出来るか!? 死者は、出したく無い、クッソオーッ、●よ、お導きを!? 頼むぜクライミング●●●) (^_^;)f (TдT) 

 気持ちを冷静にし、目を落ち着かせた、両腕を体の横に付け、キョウツケの姿勢に成った、加速する。

 両腕を思いっ切り伸ばし、足や服を思いっ切り引っ張る、そして自分の胴体と一緒にロープを一瞬で幾重!?にも絡(から)ませ、オートロック カラビナでロック!?した。

 とにかく一瞬で2体に絡(から)ませるだけで、どう成ったか、分からずじまいで精一杯の事だった。

 ビーン、グワン☓3、ボヨーン☓3、といった感じの出来事だった。

 最後は、警察官やら、救急隊の人やら、消防職員の人達にロープを掴(つか)んで貰い、消防車のハシゴで無事に救助されたのだった。

 男女両名共に無傷だった、そして、男性は、警察に証書された。

(……ヤベ〜、居所も分かっちゃったし、名前も知られたし、悪い事が出来ない!?……) (^_^;;)f


 臨時特別給付金の担当部所である総務省の大臣の周りの政治家が、狙われ暗殺された。

 それも【 両目を刀で刺されて 】ニュースで発表され、《犯行声明も出された・ 〚 レッド・ブレイン&レッド・アイ 〛 『 国民の為に働き、助け、身を削れ、で、ないと分かって貰う為に役に立たない奴等は、廃棄処分し続ける 』と 書かれていた、という》

 犯行声明が、出てから、被害者は、2人に増えていた。

 いずれも両目が刀で刺されて無くなっていて、顔の正面から、後頭部まで突き抜けていた。

 〚 レッド・ブレイン&レッド・アイ 〛、『だから、言ったはず、国民の為に働け、助け、身を削れ、で、ないと廃棄処分し続けるからな』と言葉を残していた。

 しかし、2人の犠牲者が出たところで時間が経過し、それ以上 犠牲者は、出ないか!?と《判断》され、《迷宮入り事件》と分析されていた、実際 3人目の犠牲者は、出なかった。

 しかし、総務省や各省庁では、ビク付いている政治家が多くいた、なぜなら、案件は、闇に葬(ほうむ)られる《暗殺事件》だったからだ。


 まだ小さい子供が、デパートの隅近くで泣いていた、洋服や化粧品棚が多く、近くまで行かないと子供を確認する事が出来ないノーマークな感じの場所だった。

 それをいち早く気付いたのは、彼だった。  

 子供の声、つまり聴覚と人の気配を感じ取ったからだ。

 迷子の小さな女の子を確保したのだった。 

 デパートのインフォメーションセンターに子供を連れて行き、届けたのだった。

 後はデパートの方々にと名前も言わずにその場を去って行った。

 少しだけ足早にして軽くジグザグにして、その場から、姿を消して行く。


 なるべく人の為にと思い、何が出来るのか!? 自らで考え、【 献血・アイバンク・被災地や関心の有る所への寄付、及びボランティア・あと落とし物を警察に届け、名前、謝礼金類は、全て拒否にした・➡ 】




 








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