概要
理詰めのアイドル顔負け女子 vs 感情全振りのアイドル女オタ
「アイドルを応援する意味がわからない」
そう言ったのは、アイドル顔負けの容姿を持つ論理至上主義の麻友だった。
アイドルオタクである私は、彼女に“推し活”の意味を説明すべく、紅茶とケーキを前に議論を始めることに。
スターとの違い、スキルの有無、努力の美徳、偶像と実体。
一見ばかばかしく見える推しへの想いには、語るべき“理由”と“感情”がある。
果たして私は、麻友を納得させられるのか?
それとも、論理に負けてしまうのか——。
アイドル×推し活×オタク
言葉で語る、感情の物語。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「アイドルを応援する意味」についての真剣な議論、と思いきや……?
この作品では、言語学専攻の大学生で論理的な女性、麻友と、アイドルを激烈に推している主人公が、「アイドルを応援する意味」について議論するお話です。
「好き」という感情を言葉で表すのはなかなかに難しいですよね。
主人公はどうにか言葉をひねり出しながら、推す意味を麻友に論じていきます。
逆に、麻友はその言葉を受けながら、質問を投げたり、論理的に言うことを求めたりして、話を展開させます。
この作品自体が「アイドルを推す意味」を提示しているかのように思われます。
そして結末が予想外。
二回目読むときに印象が凄く変わることでしょう。
アイドルが好きな方はもちろん、アイドルを推す意味って何…続きを読む