夢から覚めない

甘川 明

読み切り

今日は結婚した娘が子供を旦那に託して家に来た。いつもなら起きてた時間に珍しく娘が起きてこなくて、おかしいなと思い起こしに行くと娘はうなされて寝ていた。そーに驚き私は夫さんに電話をかけたが仕事に出てるのか出てくれなかった。


私は必死に娘を揺さぶる。でも一向に娘は起きないでいる。


するとちょっとして夫さんから電話が折り返しでかかってきた


『もしもし、妻に何かありましたか?』


と夫さんが聞いてきたので


「悠が……起きないの、それでずっとうなされてるのよ……」


と泣きながら私が言うと夫さんは仕事を放棄してまで家に来てくれることになった。


‪┈┈┈┈┈┈┈┈┈その頃の娘は┈┈┈‪┈┈┈┈┈


久々の遊園地楽しいなぁ、でもお母さんの顔なんか怖いんだよなぁ……


『ねぇお母さん……楽しくないの?』


と私が言うとそのお母さんが


『楽しい?そんなわけないじゃない』


いつもなら楽しいと言ってくれるお母さんなのに……なんかいつもと違う。でも遊園地だ!

色んなアトラクションいっぱいだけど全部のろ!


『お母さん!あれ乗りたい!ジェットコースター!』


お母さんは言うのはジェットコースター好きで「一緒に乗ろ!」って言ってくるのに今日は珍しく乗りたくなさそうだ。


『ジェットコースター最後にしない?私違うの乗りたい』


の言われた。


┈┈┈┈┈┈┈その頃のお母さんは┈┈┈┈┈┈┈


夫さんが来るまでにお父さんを呼び一緒に娘を揺さぶる。


「おい!悠!起きろ!起きろよ……起きてくれよ……」


とお父さんが言うが、娘は魘されるだけで起きない。


すると夫さんが来た。


「なぁ悠起きてくれよ、僕のために身分制度を無くすくらい僕のこと好きなんだろ?」


それでも娘が起きないで1日たった。


1日たって、も起きないで、私たちは不安で寝れなかった。次の日になって何をしても起きてはくれなかった。


そして3日たった。私たちはその時には泣き崩れた。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈その頃の娘は┈┈┈┈┈┈┈


『ねぇお母さんもうそろそろ家帰ろ?もう外真っ暗だよ?』


と言うとお母さんは


『なんでそんな事言うの?まだ遊びましょ?』


いつもなら夕方になる前に帰るのに、おかしいなと思った。でも何も言えなかった。その時だアトラクションが崩れだした。


『ね、ねぇお母さん?あのアトラクションが崩れたよ?』


と私が言うとお母さんが


『何言っᝰꪑの?』


と言われた聞き取れなくて聞き返すと


『ᝰꪑ、$€々€<%・・*<・:♪€3×÷×?』


といいもう何言ってるか聞き取れなかった。その時だお母さんが帽子をかぶった鳥みたいな形になった。すると


『𐤔𐤔𐤔今まで楽しかったかい?君は過保護なお母さんが嫌いだった。そして親バカな父が嫌いだったのだろ?だから違う世界にしてあげた。でも君は楽しそうじゃない。なんでか分からないし飽きたから現世に戻してあげるよ。』


と言ってきた。


『何してるの?私はあのお母さん過保護なお母さんが好きだし!親バカすぎて身分制度をなくして結婚させてくれたお父さんが好きなの!それに!身分制度をなくしてまで結婚した悠に失礼じゃない!』


と私はキレた。するとそのよく分からない鳥はスーッと消えた。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


そして娘が目が覚めた。


私たちはボロボロ泣いているのを不思議がってる娘がいる。娘に


「貴方1週間も寝てたのよ?」


と言うと驚いている夫さんは無言で娘にハグをした。


「うわーん、生きてた!生きてたよォ」


と半分も年上の夫さんなのに小さい子のように泣いている。それを見て私は「あぁこの人に私の娘を託してよかった。」と思った。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夢から覚めない 甘川 明 @Kam22

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る